ワカチナオアシス ～ペルー～

人魚が棲んでいるといわれる砂漠のオアシス！

『ワカチナオアシス』は、ペルー南西部のイカから車で約15分ほどの場所にあります。砂漠内に突如現れる小さな湖は、まさに「オアシス」という言葉がピッタリ！それをとり囲むように人口100人ちょっとの小さな村が存在します。

ここに残されているのは「人魚伝説」。
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昔、この地のお姫さまが水たまりで入浴しているところを、ハンターに覗かれているのに気づき、水たまりを湖に変えて逃げました。
その際のマントのシワが砂丘となり、彼女は人魚となって今も湖に棲んでいるのです…
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この伝説もまんざらウソではないのではないか？？と思ってしまうほど、不思議な空間が広がっています。湖の周りはヤシ、ユーカリ、ワランゴといった気が生い茂っていて、とてもリゾートチック。レストラン、カフェ、ホテルなどもたちならんでいますが、1周15分もあれば歩けるほどの小ささです。湖にはボートが浮かび、地元のカップルや家族連れがピクニックなどをして楽しんでいます。水は緑色で濁っていますが、鉱泉で体を癒す作用があると言われているので、一度試してみるのもいいのでは？

スリル満点！砂のアクティビティ！

砂漠のオアシスをアクティブに楽しみたい！という人には、「サンドバギー」や「サンドボード」といった砂漠ならではスポーツにチャレンジすることもできます。縦横無尽に走るサンドバギーは、まるでレールのないジェットコースター。高低差のある砂丘に猛スピードで上がったり、下がったりしてスリル満点です。サンドボードはスノーボードのような板の上に腹ばいになり、上から滑り落ちてくるというもの。せっかくの機会なので、ここは羞恥心を捨てて、童心に帰って楽しんでください！

クライマックスは、砂丘の頂上からの夕陽鑑賞。足が砂に埋まり、なかなか登るのにも苦労しますが、絶対その甲斐はあると思います。日が沈み、街に明かりがともると、オアシスが光の海へと変化していきます。ここならではの幻想的な光景を、目だけではなく心にも焼きつけてください。

ワンポイントアドバイス
砂漠なので、日焼け対策は必須。砂のアクティビティにチャレンジしたい人は、当然ですが砂まみれになります。カメラに砂が入ると動かなくなることもあるので、ジッパー付きの保存袋などがあると便利です。
湖は生活用水に使われているもので、いずれは枯渇してしまうと言われています。

ワカチナオアシスへの行き方
☆ナスカの地上絵で有名な「ナスカ」（リマから約450キロメートル離れています）からイカの村まではバスで約2時間30分。イカの村からタクシーに乗って10分程で、ワカチナに行けます。

☆「リマ」から行く場合は、バスでイカの村まで約5時間30分です。