【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】79.カールズバッド洞窟群 (アメリカ・北米)【動画あり】

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カールズバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park) ~アメリカ~

長い年月をかけてできた、世界最大級の鍾乳洞

今回ご紹介する世界遺産は、『カールズバッド洞窟群国立公園』(Carlsbad Caverns National Park)。
ニューメキシコ州にある「グアダルーペ山脈」(Guadalupe Mountains)に位置するアメリカ合衆国の国立公園です。
公園には
83の洞窟があり、そのメインとなるのが、『カールズバッド洞窟』です。

カールズバッド洞窟の誕生は、2億5千年前の長さ600キロメートルの内海から始まります。
できたが馬蹄形に広がり、そこに海綿、藻、貝殻の遺骸が大量に堆積し、また海水中からも方解石が沈殿して、厚い石灰岩の地層ができました。
200万~300万年前、この地域は隆起し、侵食によって地表に露出するようになります。
そして、雨水が石灰岩の裂け目にしみ込み、ゆっくりと石灰岩を溶かし、次第に巨大な地下洞窟空間が生まれたといわれています。

Carlsbad

繊細な造形美が見られる鍾乳洞
深さ335メートル、総延長40キロメートルと、その規模は世界最大級。
中でも『ビッグルーム』は、広さがサッカー場10面以上という自然の大ホールです。

日没時に、100万匹のメキシコ・オヒキコウモリ(Mexican Free-tailed Bat)が一斉に飛び立つ様は壮観です。
また、早朝4時から6時頃には、飛び立ったコウモリたちが洞窟へ戻ってくる様子が見られます。
次々と洞窟の中にダイブしていく光景も、夕刻とは違う迫力があります。

【カールズバッド洞窟のおもな見どころ】

◇ ナチュラル・エントランス Natural Entrance ◇

Natural Entrance

個人で訪れた場合、ここが鍾乳洞の入口になります。
まず、ビジターセンターの裏にあるトレイルを少し歩いて、「ナチュラル・エントランス」(天然の入口)に向かいます。
ぽっかりと開いた穴に向かって、約2キロメートルのくねくねとした急勾配のトレイルを下って、地下約230メートル下まで降りて行きます。
ゆっくりと見学しながら歩いて行くと、約1時間くらいで地底部分に着きます。

夕方になると、ここからメキシコ・オヒキコウモリの飛行ショーをみることができます。
屋外劇場のように座席が設けられていて、座って見学できるようになっています。
この見ごたえのある飛行ショーは、ナチュラル・エントランスから2~3匹のコウモリが飛び出してきて始まります。
あっという間にコウモリは密集した旋風となり、洞窟から暮れゆく夜空へと急上昇してゆくのです。
この飛行ショーは、大体20分ほど、長いときには2時間ほども続きます。

bats flight

◇ ビッグルーム Big Room ◇

Big room

この「ビッグルーム」(Big Room)は、個人で入ることができる、最も人気が高く、カールスバッドを代表する最大の洞窟部屋です。
ナチュラル・エントランス・ルートを通って行くことができますが、
ビッグルームだけを見たいという方は、エレベーターで入口まで降りることもできます。

その名の通り、この部屋はとても巨大で、天井の高さは約80メートル、サッカー場10面以上とも、アメリカンフットボール場約14面が入るとも言われています

ぐるっと見学しながら1周できるトレイルがありますが、その距離は何と約2キロメートル
ゆっくり見て回ると、約1時間半ほどかかります。

ビッグルームには、カフェテリアも用意されているので、洞窟でお茶なんていうのも、ここならではの体験ですね。

◇ グリーン・レイク・ルーム Green Lake Room ◇

Green Lake Room

シーニックルーム」(景色のよい部屋)(Scenic Rooms)として知られるウイングには、
4つの部屋がありますが、この「グリーン・レイク・ルーム」(Green Lake Room)は、その中で最上のものになります。
この部屋の名前は、部屋の隅のマラカイト色(孔雀が羽根を広げたような模様が入った深緑色。クジャク色ともいわれます)の
深いプールにちなんで名付けられました。

◇ 王宮 King’s Palace ◇

King's Palace

王宮」(King’s Palace)と呼ばれるこの部屋は、「シーニックルーム」のうち、最初にあります。
部屋の中央にある、大きなお城のような鍾乳石にちなんで、この部屋の名前がつけられました。

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ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「カールスバッド洞窟(アメリカ)」を訪れてみてください。

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知らなきゃソン!旅のヒント
世界有数の大きさの地下洞窟部屋をもつカールズバッド洞窟は、ガイドなしで自分で見て回ることも、
1年中行われているパーク・レンジャーが案内してくれるツアーに参加することもできます。
時間が限られている場合は、ナチュラル・エントランス(自然の入口)からエレベーターで降り、
ビッグルームを見て、再びエレベーターで戻ってくる方法がオススメです。
ただし、ナチュラル・エントランスから入れるのは、午後3時までなのでスケジュールにはご注意ください。

洞窟見学にゆっくり時間を取れる場合は、レンジャーが案内してくれるいろいろなツアーへの参加がオススメ
ビッグルームはもちろんですが、王宮ローワー・ケーブホワイト・ジャイアントスパイダー・ケーブなどがおすすめで、基本的に12月25日以外は年中無休で催行されています。
これらのツアーは、ビッグルーム王宮を除いて、ほとんどのツアーが午前中のみなので、訪れる前にきちんと予定をたてるようにしてくださいね。

カールスバッド洞窟群国立公園

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