【一度は行きたい!心ひかれる日本の絶景 50】11. 仁王立ちの桜(宇陀市・奈良県)

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日本一絵になる桜!

槍の又兵衛」の異名を持ち、大阪夏の陣で討死にした戦国時代の武将「後藤又兵衛」。
じつは、この大宇陀(おおうだ)の地で僧侶になって、秘かに豊臣の再興を謀っていたと伝えられています。

豊臣家再興の願いを胸に、秘かに暮らしていた後藤家の屋敷跡に、花桃たちを従えてすっくと仁王立ちの桜は、
地元では『又兵衛桜』と呼ばれ、日本一絵になる桜として有名です。
正式名称は『本郷の滝桜』ですが、『又兵衛桜』の名前を知っている人の方が多いのではないでしょうか。

sakura

又兵衛桜』は、樹齢約300年のエドヒガンザクラで、
桜の後ろの桃の花とのコントラストが鮮やかなため、
昔から一部の写真家に愛されてはいましたが、20数年前までは地元でもあまり知られていませんでした。
2000年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニング映像で使用されたことから、
一気に有名になり、毎年多くの花見客で賑わうようになりました。

又兵衛桜』の特徴は、高さ約13メートルの木から枝垂れる姿が美しい「枝垂れ桜」。
又兵衛桜の美しさを堪能するには、幽玄と品格の佇まいを見せてくれる早朝がオススメです。

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★『又兵衛桜』の住所、行き方・アクセス、開花時期、見学料金など

  • 住所:奈良県宇陀市大宇陀本郷
  • アクセス:
    【電車・バス】近鉄榛原駅から奈良交通「大宇陀」行バスで17分、「大宇陀」終点下車、徒歩約20分。
    【車で】
    大阪・名古屋方面から:名阪国道(針IC)から、国道369号線、市道、国道370号線を経由し、国道166号線大宇陀へ(大宇陀温泉あきののゆ・宇陀CC・阿騎野GCの看板どおりに、大宇陀・吉野方面へ南進)、国道166線に入れば各所に桜の案内板あり。針から約40分。
    >※ 三重方面から:国道165号線、国道370号線を経由し国道166号線(大宇陀)へ(大宇陀温泉あきののゆ・宇陀CC・阿騎野GCの看板どおりに、大宇陀・吉野方面へ南進)、国道166線に入れば各所に桜の案内板あり。
    桜井方面から:国道165号線から国道166号線に入り、宇陀市大宇陀へ、後は桜の案内板どおり
    ※ 吉野方面から:国道370号線から国道166号線に入り、宇陀市大宇陀へ、後は桜の案内板どおり
    (名張から約40分、桜井から約20分、吉野町から約20分) 
  • 開花時期:4月上旬
  • 見学料金:無料(維持管理協力金:100円)
  • 駐車場:普通車500円~、大型車3,000円
    ※周辺に民間駐車場約500台
  • 電話番号:0745-82-2457(宇陀市観光サイト)
  • 公式ホームページ:又兵衛桜 (宇陀市観光サイト)
又兵衛桜

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