【一度は行きたい!心ひかれる日本の絶景 50】16. 世にもふしぎな舞台(小国町・熊本県)

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癒しの空間が広がる秘境!

特別なステージで、世にもふしぎなシーンを見ているような感覚に陥ります。

このふしぎな光景が体験できるのは、熊本県の最北端、小国町にある『鍋ケ滝』。
地図もあいまいで、道案内の看板だけが頼みの綱という、秘境中の秘境です。
地元の有志の方たちが、滝までの歩道を整備し、できる限り人の手を加えすぎない
癒しの空間となっています。

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鍋ケ滝は高さ10メートル、幅20メートル、
滝の裏側に入ることができる「裏見の滝」の中でも、有名なスポットの一つで、毎年たくさんの観光客が訪れます。
洞窟のような裏側は思いのほか広く、流れ落ちる水の動きを眺めることができるので、
訪れた人のほとんどがこのエキゾチックな空間に入ります。

水のカーテンのような景色は、幻想的という言葉がぴったりで、なんともふしぎな感覚になります。
鍋ケ滝は、決して大きい滝ではありませんが、適度な水量で流れるので、
美しい水のカーテンができるのです。
落差よりも川幅が広いので、私たちにとても優しい印象を与えてくれる滝です。

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某お茶のCMで登場してから、清涼感あふれるスポットとして、一躍人気になりました。
白いカーテン越しに見える舞台が、光輝く新緑のころがとくに美しいです。
深い緑が印象的な木々と白く薄く流れ落ちる水のカーテンには、マイナスイオンがたっぷり
心身共にリフレッシュできること、間違いなしです。

もちろん、飛沫のシャワーや天井から落ちてくるポタポタは、それなりの覚悟が必要ですが、
こんな癒しの体験ができるなら、それくらいの覚悟はしちゃいますよね。

また、秋の紅葉も有名で、さらさらと緩く流れてゆく滝の水面を
色とりどりの葉が浮かんでいる美しい姿も、新緑の季節とはまた異なる魅力です。

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ゴールデンウィーク期間中には、滝を裏側からライトアップするイベントもあり、
鍋ケ滝のまた違った姿が楽しめます。
2017年のライトアップ期間は4月1日から4月6日でした。

また、巨大な一枚岩の天井は迫力満点なのですが、昨日まで大丈夫だったものが、
今日も大丈夫だとは限りません。
そんなスリルの清涼感も味わえる、世にもふしぎな癒しの絶景スポットを
ぜひ訪れてみませんか。

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★『鍋ケ滝』の住所、アクセス、営業時間、入場料金、公式ホームページなど

  • 住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕
  • アクセス:
    ■ 産交バス「ゆうステーション」下車、タクシーで15分
    ■ 九州自動車道「熊本IC」から車約2時間
    ■ 坂本善三美術館から車で5分。滝
  • 営業時間:9:00~17:000(最終入園16:30)
  • 入場料金:大人(高校生以上)200円、小人(小・中学生)100円、小学生以下 無料
  • 定休日:年末年始(12/28~1/3)
  • おすすめのシーズン:5月、10月、11月
  • 電話番号:0967-46-2113  (小国町役場情報課観光係)
  • 公式ホームページ:鍋ケ滝 (熊本県観光サイト)
鍋ケ滝

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