今すぐ食べたい!世界のとろけるスイーツ5選!

cake

以前、『世界の名物料理5選!』とお届けしましたが、今回はそれに続く世界のグルメ特集第2弾!
『世界のとろけるスイーツ5選!』をご紹介します。
「そんなの知ってる!」というスイーツもあるかと思いますが、それぞれのスイーツにまつわる話もあわせてご紹介するので、プチ知識としてぜひぜひ読んでみてください

 ザッハトルテ(オーストリア)

sachertorte

ザッハトルテ(独:Sachertorte)は、ウィーンの菓子職人だったフランツ・ザッハが作り出した、世界で最も有名なチョコレートケーキで、かつオーストリアの代表的なスイーツ(トルテ)です。発音によって「ザッハートルテ」と呼ばれることもあり、そのこってりとした濃厚な味わいは『チョコレートケーキの王様』とも称されています。

オーストリアのウィーンへ旅行されたかたの中には「ザッハー?そんな名前のホテルなかったっけ?」と思われた方もいらっしゃるのでは?
はい、その通りなんです!ウィーンには『ホテル ザッハー』(Hotel Sacher)という5つ星ホテルがあり、ザッハトルテはこのホテル ザッハーの名物シーツでもあるのです。ちなみに『ホテル ザッハー』はザッハトルテの生みの親であるフランツ・ザッハの次男(エドゥアルト)が開業したそうです。

その後、『ザッハトルテ戦争』と呼ばれる7年にも渡る甘い(?)争いがホテル ザッハーとデメルの間で起きます。スイーツ好きの方ならご存知ですよね?『デメル』(DEMEL)はウィーンにある、多くの観光客も訪れるカフェ、洋菓子店なのです。
さてさて、この争いをざっとご説明しましょう。ホテル ザッハーの経営が傾いた時にデメルは資金援助をしたんですね。その時、ホテル ザッハーがオリジナル・レシピとザッハトルテの販売権をデメルに譲渡したことが、後々にオリジナル商標を巡る争いに発展してしまうのです。結局、7年もの長い争いの後、ホテル ザッハーのトルテがThe Original Sacher-Torte(オリジナルのザッハトルテ)の権利を死守、デメル側がDemel’s Sacher-Torte”(デメルのザッハトルテ)と名乗ることで示談が成立したそうです。

私はホテル ザッハーで提供されるものだけが『ザッハトルテ』と名乗れると思っていて、デメルでも『ザッハトルテ』の名前で提供されているとは知りませんでした。でも、スイーツの商標を巡って7年も争うなんて、さすが世界を代表する『チョコレートの王様』ですね!

私はウィーンに行った時、ザッハトルテを食べるためだけにホテル ザッハーへ行きました。
それくらい、本場のチョコレートケーキを食べてみたかったんです。もちろん、行った甲斐はあり、大満足で帰りました。『オリジナル ザッハトルテ』はホテル ザッハー内のカフェかウィーン空港で買うことができるのですが、オンラインショッピングでも買えちゃいます。
オリジナル ザッハトルテ オンラインショップ
でも、英語かドイツ語のみなんですよ・・・とほほ。
一方、デメルは日本店を展開しているので、日本語サイトがあり、そこで『デメルのザッハトルテ』を買うことができます。
デメル オンラインショップ
私はデメルのザッハトルテを食べたことがないので、どちらがどうと言えませんが、一般的には味はオリジナルの方に軍配を上げる意見が多いようです。次にウィーンへ旅行した際には、本場で両方を食べ比べようっと

 マカロン(フランス)

macarons

マカロン(仏:macaron)はフランスを代表するスイーツですが、実はイタリアが発祥らしい・・・
16世紀、カトリーヌ・ド・メディシスがフランスのアンリ2世の元へお嫁入りする際、イタリアからマカロンを持って行き、そこからフランスでマカロンが広がっていったんだそうです。

私たちが通常『マカロン』と呼んでいるのは、柔らかな2枚の生地にクリームやジャム等をはさんだパリ風マカロンで、彩りも豊富です。
正直、私はあんまり・・・なのですが、でも日本でのマカロン人気はまだまだ続いていますよね。

『パリ風マカロン』があるだけあって、現在でもフランスの各地でさまざまなマカロンが作られています。フランスでパリ以外の都市を訪れた時には、その土地のマカロンを探してみるのも楽しいかもしれませんね

 ジェラート(イタリア)

gelato

今さら?ではありますが、あえてジェラート(gelato)をご紹介します!

ジェラートはイタリアを代表するスイーツのひとつですが、これはイタリア語で「凍った」という意味を持つ氷菓なのです。
「ジェラートってイタリのアイスクリームのことじゃないの?」
実は私もそう思ってました
調べてみると、そうじゃないんですね・・・では、アイスクリームとどこが違うのか?
一般的なアイスクリームと比べて空気含有量が35%未満と少ないので、密度が濃くて味にコクがあるのです。アイスクリームの空気含有量は60%~100%のようですが、なぜ空気含有量が少ないと味にコクがでるのか、私にはイマイチ理解できませんでした・・・お許しを。
あと、もうひとつ大きく違うのが乳脂肪分!ジェラートの乳脂肪分は4%~8%で、8%以上の一般的なアイスクリームと比べると比較的低カロリーで、ヘルシーなんですねぇ。

ちなみに、『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーン演じるアン王女がスペイン広場で食べているのも、アイスクリームではなく、ジェラートです
でも、現在はスペイン階段でジェラートを食べることは禁止されているので、アン王女になることはできません。ご注意を

 マンゴーかき氷(台湾)

mango

さて、舞台をアジアに移しましょう。
次にご紹介するのは、日本でも大人気!台湾の代表的なスイーツ『マンゴーかき氷』です。
これは、台湾の夏はフルーツ天国だからこそ楽しめるスイーツなのです日本ではちょっと高いかなというイメージのあるマンゴーですが、台湾では庶民のフルーツ!甘~くてジューシーなマンゴーがたっぷりの下には、まるで雪のようにサクサク、フワフワなかき氷が・・・日本のかき氷とちょっと違って、台湾のかき氷は氷を細かく削っているので、食感が違うんですね。

フルーツ天国だけあって、台湾ではマンゴーだけではなくいろいろなフルーツのかき氷が楽しめちゃいます。
私はずいぶん前に台湾に行ったのですが、その時にはこんなスイーツがあるなんて全然知らなった!今なら、毎日違うかき氷を試すのになぁ~

 チェー(ベトナム)

che

さて、最後にご紹介するのはベトナムを代表するローカルスイーツのひとつ、『チェー』(che)です。
これは、ベトナムの伝統的な甘味おやつ・デザートで、甘く煮た豆や芋をフルーツや寒天、白玉だんごにタピオカなど複数の具材を合わせて食べるものです。「ベトナム風ぜんざい」とも言えるでしょうか。
ごめんなさい、私は自分で食べたことがないので、うまく説明できない(涙)

チェーには温かいものとクラッシュアイスを加えた冷たいものがあるんだそう。温かいといっても冷たくない程度の温かさで、甘さと言い、食べた時の感じはまさにぜんざいのようらしいです。冷たいチェーは、かき氷に近いようなデザート。いろいろな食材(レンコンや昆布が入ってることもあるらしい!!)とココナッツミルクやコンデンスミルクが使われているので、かき混ぜればかき混ぜるほど、それぞれの味が一体になって冷たくて甘くて、どんどん味が変わっていって・・・とにかく美味しいんです

私には未知の国、ベトナム。
ベトナムに行ったら、絶対にチェー(最初は冷たいチェーからかな?)を食べるぞ

さて、世界のスイーツ特集はいかがでしたか?
日本でもほとんどのスイーツが食べられますが、やっぱりその土地、土地で食べてみたいもの。
旅行におでかけの時は、グルメ情報のひとつとしてスイーツ情報もお忘れなく!

 

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