ユネスコ世界遺産に登録されているパリ郊外に建つベルサイユ宮殿の一部がホテルとレストランになると4月4日発表されました。
ベルサイユ宮殿の理事会は、4月1日、フランスの高級ホテルチェーンのロブ・ホテル・コレクションと有名フレンチシェフのアラン・デュカス氏の合同事業体に宮殿敷地内の複数の建物の60年間に及ぶ賃借権を与える計画を承認した。(エイプリルフールの嘘ではありません)
年間の賃貸料は100万ユーロ(約1.2億円)で、
リノベーションなどを含め、ホテルとレストランにかかる費用は1400万ユーロ(約17億円)。
客室は20部屋を予定しており、「クラシカルで洗練された18世紀のスタイル」になる予定だそうです。
レストランの名前はまだ未定ですが、高級フレンチレストランになるとベルサイユ宮殿側は話しています。
貸し出される建物はGrand Controle、Petit Controle、First hundred steps pavilionの3棟で、
Grand Controleはかつて財政局として使用されていた場所らしいです。
総敷地面積は約2,800平方メートルということです。
オープンは2018年の予定と、ちょっと先になりますが、
フランスのモンサンミッシェルやスペインのアルハンブラ宮殿、オーストリアのシェーンブルン宮殿などと並び、
泊まれる世界遺産として期待が高まりますね。一度は泊まってみたいホテルがまた1つ増えました。