アントニオ・ガウディがすべてを捧げたサグラダファミリア(聖家族教会)
スペインのバルセロナに建設中のサグラダファミリア(聖家族教会)は、
天才建築家アントニオ・ガウディがその晩年の人生すべてを捧げました。
ガウディ没後100年の2026年に完成予定と発表
最近まで、完成には300年はかかるだろうと言われていましたが、
2010年に教皇ベネディクト16世によってバシリカ認定され、
先日、9代目設計責任者のジョルディ・ファウリにより、
ガウディの没後100年にあたる2026年には完成する予定だと発表されました。
1882年の着工から既に130年近くが経過し、
未完成のまま目途が立っていなかったサグラダファミリア(聖家族教会)も、
完成まで残すところあと10年。
現在、全体の詳細な設計図を遺さなかったガウディの構想を引き継ぐ、
次世代の建築家たちによって、
急ピッチで完成目指して工事が進められています。
サグラダファミリア(聖家族教会)の現在と完成予想図【動画】
今回は、サグラダファミリア(聖家族教会)の2026年完成予想図と現在の様子
および2015年ドローン撮影したサグラダファミリアを紹介します。
完成予想3D映像
ドローン撮影したサグラダファミリア(2015年)
奇想天外なデザインとあまりの複雑さ、そして、
寄進のみに頼るが故の資金不足や資料の焼失などのアクシデントなど
幾多もの困難に襲われつつも、昨今の観光地としての人気や技術の進歩により
2026年に完成する発表されました。
果たして本当に、ガウディが夢見た完璧かつ最高の教会の姿を見ることができるのだろうか?
だからこそ、サグラダファミリア(聖家族教会)は旅行者の心を
惹きつけて止まないのかもしれないですね。