【旅行のプロが選ぶ世界のビーチリゾートランキング】第43位 死海(イスラエル)
アラビア半島の北西部に位置する死海は、西側をイスラエル、東側をヨルダンに接する
塩分濃度が25~30%と極端に高く、生物が生息できないことから名付けられた塩湖です。
湖面の海抜はマイナス418mと地表で最も低い場所にあります。
古くより、塩分を含んだ泥が美容や皮膚病に効くとされ、アラビア半島の砂漠地帯の保養地として愛されてきた死海は、
現在も、高級スパ・リゾートとして、世界中から多くの観光客が集まります。
死海の特徴は何といっても、どんなカナヅチでも浮かぶことでき、
写真などでよく見る水に浮かんで読書をしている光景を実際に体験することができます。
現在、死海は消滅の危機に瀕しています。
周辺の国々によるヨルダン川の灌漑で死海に流れ込む水量が激減、過去30年、毎年1m以上浅くなっており、
このままだと、あと50年で無くなると言われています。
(死海への行き方)
イスラエル側はテルアビブやエルサレムから日帰りツアーがあります。
拠点のエイン・ゲティとエイン・ボケックはエルサレムからバスで1時間30分。
死海