旅行のプロが選ぶ 世界のベストホテル100選 【88】:旅館 藤屋 (山形県 銀山温泉)【永久保存版】
旅館 藤屋 Ginzan Onsen Fujiya
山形県にある大正ロマンあふれる温泉街「銀山温泉」の一角にある江戸時代創業の老舗旅館「旅館 藤屋」
銀山温泉は、江戸時代には大銀山として栄えましたが、
衰退後は、湯治客を相手に、細々と営業するようになりました。
また大正時代の大洪水で壊滅的な被害を受けましたが、
昭和になって大量に湧き出る高温の源泉を掘り当ててからは、
現在のようなノスタルジックな施設が、次々と姿を現すようになりました。
国の重要文化財に指定されている旅館も多く、「銀山温泉家並保存条例」により街の景観が守られ、
足湯や美味しい料理が楽しめる人気の観光地になっています。
雪とスイカが名物で、NHKの連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことでも知られています。
川のせせらぎや湯けむり、橋の欄干やガス灯など趣き溢れる街並みは、
日が沈むと灯がともり、さらにロマンチックな雰囲気に包まれます。
温泉街には車が侵入できないため、手前の駐車場で車を降り、そこから徒歩で向かいます。
和モダンテイストの「旅館 藤屋」は、2006年建築家・隈研吾氏設計により、
「非日常」をコンセプトに、竹や和紙などの素材を使い、洗練された雰囲気が漂う、
スタイリッシュな旅館として生まれ変わりました。
2008年に国際照明デザイナー協会(IALD)の最優秀賞を受賞。
和紙や特殊なステンドグラスの温もりある内装が、日常を忘れさせてくれます。
全8室の客室は銀山川に面し、部屋の窓からは風情ある温泉街が望めます。
露天風呂は、到着後に予約するシステムで、趣きの異なる5種類の貸切風呂や石風呂や地下風呂などがあります。
24時間、好きな時間に周囲を気にせず、ゆったり入浴できます。
【旅館 藤屋 (山形県 銀山温泉) への行き方・アクセス】
旅館 藤屋
住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑443
電話番号:0237-28-2141
公式ホームページ:http://www.fujiya-ginzan.com/index.shtml
【飛行機の場合】 山形空港から銀山温泉まで車で約1時間
【電車(JR)の場合】●山形新幹線を利用して山形駅へ。
山形駅から奥羽本線急行に乗り換えて大石田駅へ(約40分)
大石田駅からバスで尾花沢で乗り換えて銀山温泉へ(約45分)
●東北新幹線を利用して仙台駅へ。
仙台駅から特急バス(新庄行)で約2時間、尾花沢で乗り換えて銀山温泉へ(約45分)
【車の場合】●東北自動車道 古川ICから(国道47号線)→鳴子→赤倉→山刀代峠→尾花沢→(国道347号線)→銀山温泉
●東北自動車道 村田JCTから山形北IC→(国道13号線)→尾花沢→(国道347号線)→銀山温泉
●東北自動車道/仙台宮城IC→関山峠→東根→(国道13号線)→尾花沢→(国道347号線)→銀山温泉