【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【7】コネマラ地方(アイルランド・ヨーロッパ)
コネマラ地方 ~アイルランド~
アイルランド西海岸にある癒しの原風景!
アイルランドを旅する人たちの合言葉は
「アイルランドに行くなら西海岸を目指せ!」。
なぜなら、アイルランド独自の色濃い文化が残り、ネイティブなよさが味わえるのが西部地方だからです。大西洋に突き出すように8キロメートルあまり続く「モハーの断崖」(The Cliffs of Moher)、今も日常的にゲール語(アイルランド語)を話す人々が住む「イニシュモア島」(Inishmore Island)、海面から90メートルの高さにある断崖絶壁の古代遺跡「ドゥン・エンガス」(Dun Aengus)など、多くの見どころがあります。その中にあって、『コネマラ地方』(Connemara)は湖や山脈など手つかずの自然が残る景勝地。花々が咲き乱れる草原に羊たちが群れている・・・
この心癒される風景は何十年、何百年前から変わらないものなのです。
美しさゆえに、アイルランド映画の撮影が何度も行われているそうですが、普段は人の気配がほとんどなく、本当に静かです。田舎過ぎて店を探すのも一苦労してしまうくらい。誰もいない海岸にはロブスターが普通に打ち上げられていたりして、ビックリしてしまうこともあります。
パブで独自の文化に触れよう!
コネマラ地方へは、アイルランド西部の中心都市「ゴールウェイ」(Galway)を経由しますが、こちらはケルト文化を色濃く残す歴史ある街で、大学都市としても知られています。若者が集う活気ある街並みは大きすぎず、小さすぎず、カラフルな建物が並んでいて、とても居心地がいい場所です。
あちこちに点在するパブでは、毎夜のようにライブが開かれ、遅い時間まで大にぎわい。一緒になって盛り上がってみると、ここが社交場としてアイルランド文化の一端を担っていることがわかります。本場のアイリッシュビールもぜひ!おつまみはムール貝がお決まりです。アイルランドのムール貝は小ぶりですが、その分、味が濃く、いくつでも食べられてしまいます。8月以降は牡蠣もシーズンを迎え、こちらもまた絶品です!
ワンポイントアドバイス
草花が美しく、もっとも過ごしやすいのが夏場の5月~9月。日も長く、夜11時くらいまで明るいです。おみやげには、網目模様が独特なアランセーターが定番です。手編みの高級品からおみやげ用の廉価品までピンキリ。セーターが荷物になるようなら、マフラーや帽子などもいいですね。
コネマラ地方への行き方
アイルランドの首都「ダブリン」から「ゴールウェイ」までバス、もしくは列車で約2時間45分。ゴールウェイからコネマラ地方の観光スポットを巡るツアーに参加してもいいですね。
ゴールウェイから「イニシュモア島」へ行く場合は、ゴールウェイ市内からロサヴィール港までバスで約1時間、そこからフェリーで約40分。時間に余裕のある方は、イニシュモア島での宿泊をおすすめします。