ザンジバル島 ～タンザニア～

スワヒリの楽園！

タンザニアの沖合、サンゴ礁に囲まれた大きな『ザンジバル島』（Zanzibar）。かつて奴隷貿易、香辛料貿易、象牙貿易の中心地として栄えた場所でもありますが、タンザニア本土とは異なり治安も比較的よく、美しいリゾート地として観光客に人気があります。ヤシの木に彩られた白砂ビーチに平行した道を車で走っていると、イスラム教の島らしく白い帽子をかぶった島民たちが笑顔で手を振ってくれ、とてものどかな雰囲気が漂っています。美しいビーチを目指すなら、なんといっても北部の「ヌングイビーチ」（Nungwi Beach）。絶景をバックに、設備のいいリゾートホテルが点在しているので、欧米人観光客（アジア人はまだ珍しいです）に交じって、のんびり過ごすのもいいのでは。一方、最南端「キジムカジ」（Kizimkazi）で人気があるのが、「スイム・ウィズ・ドルフィンズ」（swim with dolphins）。ボートでイルカを見つけたら、海にドボーン
イルカと一緒に泳ぐという最高の体験が待っています。動物好きな人は、南東部の「ジョザニ森林保護区」（Jozani Forest Reserve）へ行ってみましょう。ここには、赤茶色の背中が特徴の”レッドコロバス”（red colobus）という、世界でここにしかいない希少なサルが300匹も生息しています。ユニークな顔やしぐさは、ずっと見ていても飽きません。

アラブＸヨーロッパのエキゾティックな街並み！

また、どんな人でも必ず訪れるのが、世界遺産の「ストーンタウン」（Stone Town）です。古い建物の間に細い路地がのびる、まるで迷路のような街。アラブの要塞、旧スルタン宮殿、奴隷市場跡などの見どころが続きます。ローカルマーケットでは、野菜、魚、肉のほかに、いろいろな種類のスパイスが売られているので、料理が好きな人には楽しいはず！ちょっと匂いが独特ですが・・・
その他、布、階が、彫刻、アクセサリーなども豊富なラインナップ。帰国後、部屋のインテリアにアフリア雑貨が増えそうです。

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ワンポイントアドバイス
黄熱病の予防接種が必要です。マラリアの注意も必要なので、予防薬なども準備しておきましょう。

日中は長袖1枚でも大丈夫ですが、朝晩は冷え込むこともあるので、上着を持参してください。日焼け止め、帽子、虫よけスプレーもお忘れなく。

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ザンジバル島への行き方
タンザニアの首都ダルエスサラーム（Dar es Salaam）から高速フェリーで所要時間約1時間30分が一般的。ダルエスサラームから空路では約30分。

ケニアのナイロビ（Nairobi）やモンバサ（Mombasa）から行くルートもあります。