【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【61】マレーシアのドリアン(マレーシア・アジア)
フルーツの王様! ~マレーシア~
悪魔のフルーツ!
『ドリアン』(durian)。
この果物の名前を一度は耳にしたことがある人は、少なくないと思います。
「悪魔のフルーツ」「フルーツの王様」「禁断のフルーツ」など、ドリアンを形容する言葉は数多くあります。
ドリアンは原産地マレーシア・インドネシア(ボルネオ島)で、今でも「世界のフルーツ王国」と言われる東南アジアにしかないという、希少で不思議な果物なのです。
臭いが強烈なことで知られているドリアンですが、世界で最もおいしい食べ物とも言われています。
私は実際にドリアンを見たことがないので、何とも言えませんが、その強烈な臭いはタマネギが腐ったようだと形容されることもあるほど。
でも、一度食べてみて、そのおいしさにやみつきになった人は、あの香り(?)が漂ってくるだけで反射的にヨダレが出るな~んてことも。
ドリアンは、木の高さが10~30メートルまで成長し、果実は20~25センチメートルほどの大きさになります。重さは1~5キログラムぐらいで、殻は非常にかたく、しかもたくさんのトゲで覆われています。このトゲのことを、マレー語では「duri」(ドリ)といい、ここから「ドリアン」という名前がついているのです。
ドリアンは、熟すと木から落ちるので、うっかり下を歩いているととても危険です。もちろん、食べる時にも素手で殻を割ろうとすると、大ケガをしてしまいます、
ドリアンのかたい殻の中は5つほどの部屋に分かれていて、その中に淡黄色の果肉があり、果肉の中にはかたい種子が入っています。
中に入っている果肉は、ドリアンのゴツゴツ、イガイガな外観からは全く想像できないくらいデリケートでクリーミー。甘味があって、ねっとりしています。
食べてみると、甘味があねっとりしていて高級クリームチーズのように一瞬のうちにふわっと口の中に広がり、言い表しづらいほどの濃厚なおいしさが。。。
この独特な味わいに虜になってしまうんですね。
ドリアンはまるでスルメのようだと言われることもあります。噛めば噛むほど味わい深く、一度食べたらやめられない。。。
独特の香りと濃厚な味わいは好き嫌いが分かれるところですが、食べたことのない方は一度体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ドリアンの果実は臭いが強烈なため、飛行機内への持込みが禁止されています。
公共の建物やホテルも、持ち込み禁止にしている所が多いので、ご注意くださいね。
こんなグルメが楽しめる、マレーシア(Malaysia)(アジア)をぜひ訪れてみてください。
プチ情報
今回は、ドリアンにまつわるいろいろな情報をご紹介。
【迷信】
東南アジア諸国では、ドリアンとアルコールを一緒に摂取すると、死につながると信じられています。
しかし、これはただの迷信であると、医学的にも証明されています。
あと、ドリアンの食べ過ぎも死につながると言われています。普通に食べる「適量」とは1個(=1房)未満で、「食べ過ぎ」というのは、一度に3房とか4房とかのようです。
いくらやみつきになる美味しさだとはいえ、普通はそんなには食べられないんですけどね。
【正しい食べ方】
ドリアンの食べ方はとっても簡単。
ナタのような包丁を使って、半分に切ります。(熟してくると、自然に縦方向に割れてきます。)
あとは、中から出てきたクリーム色の果肉を、そのまま「素手」でつかんで、種のまわりまでしっかり食べ尽くします。
果肉はかなりクリーミーなので、素手だと手がベトベトになりますが、手をたまにペロペロと舐めながら食べる。
これが正しいドリアンの食べ方です。
ドリアンを割る時、握る手は軍手をするなどして守ってくださいね。素手でトゲを握ると大ケガの元です。
また、ドリアンは割ったらすぐに食べてください。そうでないと、味が落ちて、せっかくの「王様の味」が台無し。おいしくなくなります。
【効果・効能】
味だけでなく、ドリアンにはさまざまな効果や効能があります。
まず、抗酸化作用に優れたビタミンC、老化防止に効果的なビタミンEも多く含まれています。
また、活性酸素を抑えることで、老化・がん予防に効果があると言われています。
あとは、アボカドほどではありませんが、脂質を多く含んでいます。
また、ビタミン類が豊富なため、肌を美しく保ってくれる効果に優れています。
↓↓↓↓↓ フルーツの王様ドリアンの原産地 マレーシア(Malaysia)(アジア)↓↓↓↓↓