【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【27】ナザレのイワシ(ポルトガル・ヨーロッパ)
ナザレのイワシには赤ワインがピッタリ ~ポルトガル~
シンプルな塩焼きがバツグン!
ナザレ(Nazare)はポルトガル(Portugal)屈指の避暑地です。海は青く澄んでいて、海岸で砕ける波頭が眩しいほどに白く輝いています。
砂浜では、黒いスカーフを頭に巻き、同じく黒い衣装を身にまとった女性たちが、せわしなく働いています。着ているのは、ナザレの漁民の伝統衣装だそう。
しばらくすると彼女たちが網を引き始めます。網を引き上げるたびに、黒い網の目の中に頭や尾を突っ込んでピクピクと動いている魚・・・サバもいますが、ほとんどがイワシで、彼女たちは、これを市場に持って行って売るのです。
日本と同じく、海岸近くのレストランでは、新鮮な魚をおいしく調理して提供してくれます。イワシは、塩をふり、炭火で焼いただけのシンプルな調理法ですが、旅行中に続く濃い味に飽き飽きしている時には、この素朴な塩味がうれしいものです。本当言うと、これに大根おろしがあれば最高なんですけどね~
ちなみに、「イワシの塩焼き」はポルトガル語で「sardinhas assadas」(サルディーニャス・アッサーダス)といいます。直訳すると 「焼いたイワシ」を表します。
絶対の付け合わせは、「茹でたじゃがいも」です!イワシの塩焼きと塩茹でしたじゃがいもに新鮮なオリーブ油とビネガーをふりかけ、あっつあつのイワシを一緒に食べると、日本とは違った焼き魚の新しい世界が広がります
おもしろいことに、イワシの炭焼きには赤ワインなんだそう。魚には白ワインというのが定番ですが、濃い赤のポルトガルワインがイワシにとてもよく合います。
なぜかと言うと赤ワインのタンニンがイワシの脂っこさをすっきりさせる、というのがポルトガル人の解説です。確かに、背の青い魚と赤ワインは健康にも良いような気がしますね。
こんなグルメが楽しめる、ナザレ(ポルトガル)をぜひ訪れてみてください。
プチ情報
イワシを食べる時も、ナイフとフォークを使います。いったいどうやって食べ始めるか?
まずは、イワシを正しい位置に戻すことから始めます
日本と違って、イワシをそろえてなど置いてくれません。頭が右側にあったり、背中が手前に、腹が向うになっていたり・・・あちこち向いているイワシを戻すのですが、慣れないフォークとナイフを使うので、この時点でずいぶんイワシの形は崩れてしまいます。
左手のフォークで胸びれのあたりを押さえて、右手のナイフをお腹に差込み骨と身を分離させましょう。そのまま右手に力を加えてナイフを浮き上がらせると、皮がちぎれて身がはがれます。
食べる頃、イワシは無残な姿になってしまっているかもしれませんが、せっかくのヨーロッパ旅行なので、ナイフとフォークで挑戦してみてください
↓↓↓↓↓ 美味しいイワシの塩焼きが食べられるナザレ (Nazare)↓↓↓↓↓