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【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】47.グランドキャニオン国立公園(アリゾナ州・アメリカ合衆国)
『グランドキャニオン』(Grand Canyon)は、アメリカ合衆国アリゾナ州北部にある峡谷です。コロラド高原がコロラド川の浸食作用によって削り出された地形で、先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりを目の当たりにできるところでもあります。
「ラスベガス」からのフライトに乗ると、すぐに雄大な『グランドキャニオン』が姿を現します。そして、その雄大な風景はいつまでも途切れることなく、続くのです。長さが464キロメートルもあり、幅も6~29キロメートル、深さは1500メートル近く。「峡谷」と呼ぶにはあまりにも大きい谷です。
標高2100メートルの高原である『サウスリム』(南壁)へは、バスや列車で行け、フライトからみる風景とは別の驚きが待っています。
果てしなく広がる赤茶けた平らな台地が、目の前から垂直に落ち込んでいるのです。対岸の緑の台地は6~29キロメートル先で、深さは1400~1600メートル。谷底を流れる「コロラド川」がかすかに確認できる程度です。まさに「地球の裂け目」といった感じなのです。
赤や紫、黄、灰色など岩肌の異なる色は、岩層がそのまま現れたもの。光の角度によってそれらが七色に変化し、特に日没の頃は神秘的な光景がひろがります。
Grand Canyon