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【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】60.ハワイ火山国立公園(ハワイ島・ハワイ)
『ハワイ火山国立公園』は、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島の南に広がる火山地帯を中心とした国立公園です。
ハワイ島は四国の半分くらいの広さがあり、「ビッグアイランド」とも呼ばれる通り、ハワイ諸島最大の島で、1周道路も東京~名古屋間程もあります。
驚くのは太平洋のど真ん中に、富士山よりも高く、冬には雪を頂く「マナウケア」、「マウナロア」の2つの4000メートル級の火山がそびえていること。
どちらもなだらなか山容の盾状火山(アスピーテ)なので、一見するととてもそんなに高い山だとは思えません。
そのひとつ、標高4169メートルの「マウナロア」と1247メートルの「キラウエア火山」が国立公園内にあり、世界遺産に登録されています。
「キラウエア」はハワイ島南部の標高1200メートルの高原にあり、火口は直径4.5キロメートル、深さ130メートルと世界最大級を誇ります。
18.7キロメートルのキラウエア火口を1周する「クレーターリム・トレイル」をたどると、火口の中の火口、「ハレマウマウ火口」が右下に見えます。
最も活発な火山活動が続くのは、その東15キロメートルの「プウオオ火口」。そこから流れる溶岩で埋め尽くされた大溶岩原の中に造られた道路が「チェーン・オブ・クレーター」です。真っ赤に燃え、流れる溶岩と海の壮絶な戦いを見ることができるツアーもあります。
おすすめは火山に登り、夕景と星空を見るツアーです。
ハワイ島に行かれる方には、ぜひ参加していただきたいと思います。
「マナウケア」(標高4206メートル)頂上まで4WDの車で登ると、世界一の夕景と星空を目にすることができます。