【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】16.南欧ならではの古の街並み アランフェスの文化的景観(スペイン・ヨーロッパ)【動画あり】

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アランフェスの文化的景観(Aranjuez Cultural Landscape) ~スペイン~

名曲のメロディーモチーフとなったイメージの場所!

盲目の作曲家、ホアキン・ロドリーゴの世界的な名曲「アランフェス協奏曲」で、その名を知られる『アランフェス』(Aranjuez)。スペイン内戦に傷ついた人々の心を癒したそのメロディーのモチーフとなったイメージこそ、アランフェスの美しい離宮と庭園なのです。かつてのスペイン王朝の春の離宮を中心とした「アランフェスの文化的景観」は、スペインで36番目の世界遺産に指定されました。Aranjuez

マドリッド(Madrid)から南へ車で約1時間、タホ川(Tajo、Tagus River)沿いに「島の庭園」や「王子の庭園」などが広がる、緑と水の豊かな歴代王家の保養地。「カスティーヤのオアシス」とも呼ばれています。王宮も庭園に囲まれ、近くには「スペインのベルサイユ」とも呼ばれる絢爛豪華たる豪農の家もあります。

ぜひ、世界遺産の「アランフェスの文化的景観」を訪れてみてください。

Aranjuez2

知らなきゃソン!旅のヒント
「近代絵画の父」ゴヤ(Goya)が、アランフェスの離宮でポーズをとるカルロス4世一家を描いた「カルロス4世の家族」。よ~く見ると家族の数は13人。。。ゴヤはこの不吉な数字を嫌い、自らを左隅の暗がりに描き、14人としました。当時、ゴヤは筆頭宮廷画家だったにも関わらず、この絵で王室に対する尊敬を表すことを極力避け、感じたことをそのまま描いたといわれています。現在、この絵画はプラド美術館(Museo del Prado)(マドリッド)に、ゴヤの名作のひとつとして所蔵されています。

Goya

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アランフェス

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