フェズ旧市街（Medina of Fez） ～モロッコ～

伝統的な市場があるモロッコの京都！

『フェズ』（Fez）は、北アフリカでは最初のイスラム国家であるイドリス朝からの都。14世紀のマリーン朝の頃、最盛期を迎えました。
城壁で囲まれ、東西2.2キロメートル、南北1.2キロメートルの卵形をした「メディナ・フェズエルバリ」（Medina Fez el Bali）（旧市街のなかでも、9世紀に建設された部分）は起伏に富み、乗物といえば手押し車やラバくらいの浮世離れした街です。

「ブージュルード門」（Bab Bou Jeloud）を抜けると香辛料や革製品、銅細工、布など職人ごとのスーク（souq、市場のこと）が並び、奥の河畔にはなめし革工房のタンネリ（皮なめし工場）が。これはモロッコでも最大規模を誇ります。また、フェズブルーという青一色で彩色した陶器も生産されています。

ぜひ、世界遺産の「フェズ旧市街」を訪れてみてください。

知らなきゃソン！旅のヒント
フェズの旧市街は1000もの路地が網の目のように絡み合い、「世界最大の迷路」ともいわれています。ひとりで歩くとおそらく迷子になってしまう可能性大
迷いたくない人は、迷わずガイドをお願いすることをオススメします。

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