キナバル自然公園（Kinabalu Park） ～マレーシア～

東南アジア最高峰は植物の宝庫！

キナバル自然公園（Kinabalu Park）はマレーシアのブルネオ島にある世界遺産で、標高4095メートルと富士山よりも高い山、キナバル山（Mt.Kinabalu）を含む3つの山を中心とした国立公園です。2000年、マレーシアで最初の世界遺産に登録されました。
キナバル山は東南アジア最高峰の山で、標高1546メートルのホテルがある公園事務所までバスで行けます。

9カ月に一度しか花を咲かせない世界最大の花・ラフレシア（Rafflesia）（直径が1メートルもあります）や1000種の蘭などの熱帯雨林帯から高山帯まで、6つの植物帯が垂直に分布する植物の宝庫です。花崗岩のギザギザした小岩峰が林立する、山頂からのご来光は思わず息をのんでしまうほど美しい光景です。

ぜひ、世界遺産の「キナバル自然公園」を訪れてみてください。

知らなきゃソン！旅のヒント
キナバル山は、地元ドゥスン族（Dusun）の間で祖先の魂が眠る地として崇められてきました。キナバル山に登る場合は、最低でも2泊3日が必要ですが、登山道は整備され、ガイド同行も義務づけられているため、安心して登山を楽しめます。ただし、高山病には要注意です。

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