【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】20.ホイアンの古い街並み(ベトナム)
ベトナムの都市『ホイアン』は、海のシルクロードの中継点だった河港です。16~19世紀には、ポルトガル、オランダ、フランス、インド、中国などから来訪。お茶やコーヒー、シルクなどの取引で国際貿易港となりました。その結果、多様な文化が交じり合う街並みが築かれたのでした。
今でも、18世紀後半建造の木造家屋が450軒以上建ち並んでいます。いずれも京都の町家に似た、間口が狭くて奥行が長い、うなぎの寝床を思わせる建物ばかりです。
1000人ほどの日本人も住んでいて、日本人街も築かれましたが、鎖国で朱印船貿易も途絶えてしまいました。
1593年、中国人街と結ぶための日本人が建てたという中国風の屋根付きの日本橋(来遠橋)が残っています。
Hoi An