必見!世界のとっておき【可笑しなホテル20軒】7. 監獄ホテル ~Jail Hotel Lucerne・スイス~

『Erlebnishotel Jailhotel』(監獄ホテル)は、
スイスの古都ルツェルン(Lucerne)にあります。
街のシンボルとして有名な「カペル橋」(Kapellbrücke/Chapel Bridge)や
「ルツェルン湖」(Vierwaldstättersee/Lake Lucerne)までは、徒歩で約数分。
窓という窓に鉄格子がはめられた、この堅牢な建物には、
1998年まで、最大55名の受刑者が収監されていました。
それが、いまでは様変わりし、「おもてなし」を提供する
ホテルとして営業しています。
動画はコチラ↓[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=fkZu2Dcwyzg” style=”co-blue” margin=”2%” url=”travelzaurus.com” title=”トラベルザウルスドットコム” desc=”旅行の面白情報が満載♪興味があれば今すぐチェック!” img=”https://travelzaurus.com/wp-content/uploads/2016/04/ツイッター用ピンクザウルス2.png” adtype=”3″ colorbg=”#990e0e” colortext=”#ffffff” time=”5″]
パジャマは囚人服
改装された監房には、寄木細工の床にバスルームも完備されています。
家具は簡素で、そこが若い人に人気なのですが、
刑務所だった頃の雰囲気は今も色濃く残っています。
時計付きの水筒、巨大な鍵束、拘束服など、
陳列ケースには囚人たちが使った道具が収められています。
宿泊室もかつての監房をなるべくそのまま残して、
鉄の扉は重く、分厚いままです。
鉄製のベッドも実際に使われていたものです。
当時の面影が特に色濃く残っているのは「スイートルーム」で、
たとえば「刑務所長室スイートルーム」は、所長が使用していた彫刻細工の
豪華な衣装戸棚が壁一面を覆っています。
「監獄図書館スイート」にいたっては、当時の本が今も残されていて、
受刑者の獄中生活の一端が垣間見えます。