今回ご紹介する、関西のちょっといいところは『姫路城』。
2009年~2015年まで行われた大天守保存修理工事で、
白漆喰の塗り替えや瓦の葺き替えが行われ、
国内外から数多くの観光客が往時を彷彿とさせる姿をひと目見ようと訪れています。
ここでは、そんな『姫路城』のみどころや特徴をご紹介します♪
青空に映える白鷺城!
『姫路城』は、白漆喰の城壁とその優美な姿から
「白鷺城」の愛称で親しまれている名城(日本100名城のひとつ)で、
世界文化遺産にも登録されています。
黒田官兵衛ゆかりの地
2014年(平成26年)に放送された、
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。
V6の岡田准一さんが黒田官兵衛を演じられたことで
話題になりましたね。
黒田官兵衛は姫路で生まれました。
官兵衛は姫路城主となりますが、
官兵衛が生まれた頃の姫路城は
「砦」程度の規模だったといわれています。
官兵衛は豊臣秀吉(大河ドラマでは竹中直人さんが演じました)
と出会い、人生の大きな転機を迎えます。
播磨の豪族たちが、織田方につくか毛利方につくかで揺れ動く中、
官兵衛は織田方につくよう、主君を説得します。
信長の命で秀吉に従うことになった官兵衛は、
毛利攻めに向かう秀吉に姫路城を献上します。
この後、官兵衛は秀吉の懐刀として名をはせていくのです。
姫路城では、官兵衛ゆかりといわれる石垣や、
十字紋の鬼瓦を見ることができます。
十字門の鬼瓦は「官兵衛のクルス瓦」と呼ばれていて、
官兵衛がクリスチャンだったため、
この瓦を用いたと言われることもあるようですが、
官兵衛が姫路城主だった時には
まだクリスチャンの洗礼は受けていなかったようなので、
池田輝政(彼もクリスチャンでした)の家紋だとする説の方が有力のよう。
でも、何が真実なのかはわかりません。