京都は、日本人だけでなく、外国人からも
絶大な人気を誇る観光都市ですよね。
では、そんな京都で、外国人に一番人気のあるお寺・神社は
どこか知っていますか?
金閣寺、清水寺などを思い浮かべる方が多いと思いますが、
実は、一番人気があるのは今回ご紹介する『伏見稲荷大社』なんです。
映画『SAYURI』で一躍人気に!
『稲荷伏見大社』が外国人の間で知られるようになったのは、
2005年公開のハリウッド映画「SAYURI」(英名:Memoirs of a Geisha)」
だと言われています。
この映画は、祗園の置屋に売られたさゆりが、美しい少女に成長し、
厳しい修行のなか人気芸者へと成長していく姿を描いたもので、
日本の芸者を外国人(チャン・ツィイー)が演じたことでも話題になりました。
この映画の中で、伏見稲荷の代名詞とも言うべき「千本鳥居」が
印象的に使用されています。
第78回アカデミー賞で6部門ノミネートされ、3部門で受賞した映画で、
この映画を見た外国人の間で人気に火がついた、というのも納得ですね。
伏見稲荷大社について
全国各地で老若男女を問わず親しまれている「お稲荷さん」。
全国に30,000社あると言われる、お稲荷さんの総本宮が
『伏見稲荷大社』です。
重厚な社殿・摂末社が建ち並び、五穀豊穣、商売繁盛の神として
人々が幸せを求める庶民の信仰の社です。
伏見稲荷大社は、京都駅から電車でおよそ15分、
バスなら20分くらい、周りに有名な観光名所が少ない場所にあります。
最大の魅力!千本鳥居
伏見稲荷大社最大の魅力である「千本鳥居」。
数多くの朱塗りの鳥居が並んでいる姿は、
目にしたことのある人も多いと思います。