『世界の海底遺跡7選』海底に眠る謎の遺跡!ロマンあふれる幻想的な絶景!
エジプトのアレクサンドリア沖の海底に広がる遺跡は、
アレキサンダー大王が紀元前約332年に建設させた大都市と言われています。
クレオパトラ(7世)がお気に入りだったと言うアンティロドス島の宮殿らしき遺構が見られ、
プトレマイオス王朝の王の石像や初代ローマ皇帝オクタウィアヌスの像なども発見されています。
そして現在も発掘作業が行われているそうです。
『クレオパトラの海底宮殿』の場所など
- 場所: エジプト アレクサンドリア沖合い
- 参考サイトURL: http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/6576032.html
3.パブロペトリ/ギリシャ
ギリシャにある海底都市パブロペトリ(Pavlopetri)は、インドのカンベイ湾遺跡が発見される前までは
海底都市のうち、最も古い紀元前2,800年ごろの物だと言われていました。
この頃のミケーネ文明の建物がいくつか見つかっており、発展していた都市の様子が感じられます。
特に大きな神殿などがあった様子もなく、
やはり世界最古の海底遺跡とだけあってしっかりとは残っていないよう。
もともとは海辺付近にあった町で貿易に力を入れていた町だったそうです。
海底都市パブロペトリ(Pavlopetri)は、ギリシャ南部のラコニア湾に沈んでいます。
パブロペトリの文献などは殆ど残っていないそうで、ここが発見されたのは本当に偶然だったとか。
遥か昔、青銅時代のミケーネ文明の人々の暮らし様が残る遺跡なんです。
そして地中海のクレタ文明の影響を受けた出土品も見られ、
海洋貿易が盛んだったという事が分かりますね。
『Pavlopetri(パブロペトリ)』の場所、沈没理由など
- 場所:ギリシャ南部
- 沈没理由:おそらく地震
- 参考サイトURL:http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/hi_27_01.html
4.ライオンシティ/中国
中国の湖底に沈んでいる町「ライオンシティ」。
ライオンマウンテンという山々に囲まれている事からそう呼ばれるようになりました。
ここの海底都市は唐の時代の物で、建造物がとても美しいと評判です。
その為、中国のアレクサンドリアとも呼ばれています。
今では湖底のダイビングツアーもやっているそうです。
ダムで人工的に沈められただけあって美しい状態で残っていますね。
大きなお城なんかもそのまま沈んでいるので、世界的にも有名なダイビングスポットになっているんですよ。
中国の「千島湖」に眠る、完璧なまでの水中遺跡なんです。
驚くことに唐の時代の歴史的建造物と言われる「獅城」が神秘的な水中世界を醸しているんです。
古代都市のアーチは265個もあり、その全体の広さは、なんとサッカーコート62面分もあるそうなんです。
さすがに規模が大きいですね。
ライオンシティが沈むこの湖には1000個以上もの島が点在していて、水上からの景色も素晴らしいんです。
『ライオンシティ』の場所、沈没理由など
- 場所:中国 千島湖
- 沈没理由:ダム建設より人工的に沈められた。
- 参考サイトURL:http://yoso-walk.net/lion-city-china/
5.マハーバリプラムの7つの寺院/インド
インド南部に位置するマハーバリプラムという町はヒンドゥー教の信者が多く住んでいます。
マハーバリプラムには、ヒンドゥー教の寺院が海岸沿いに7つありました。
しかし津波によって一つを残して沈んでしまいました。
しかし2004年のスマトラ沖地震の影響で海底から寺院が発見され、発掘作業が進んでいます。
インドの建築様式が石像寺院造りになって初めて建てられた歴史ある寺院です。
全体的に丸い形状になっているのが特徴です。
こういった建物が7つあったのですが、6つ沈んでしまいました。
このような寺院があと6つ海の中に沈んでいると思うとびっくりですね。