ベトナム旅行で絶対に行くべきおすすめ観光スポット45選とベトナム旅行情報まとめ
6.クチの地下道
ホーチミン市の北部に位置する、クチを中心とした、
全長200kmの地下トンネルネットワークです。
ベトナム戦争で激戦区となった場所に、
南ベトナム解放民族戦線の兵士達よって、ゲリラの根拠地として作られました。
カンボジアとの国境付近にまでトンネルを張り巡らし、
兵士たちは狭いトンネル内に身を潜めて生活していました。
両肩がやっと通るくらいの小さな入り口から入り、
暗闇の中を四つん這いで進む「クチの地下道体験ツアー」も催行されています。
ベトナム戦争の激戦地のひとつとなった場所です。
現在も当時の兵士たちの生活の痕跡や、戦時中に仕掛けられていた罠などが
生々しく残されています。
戦争証跡博物館と合わせて訪れていただきたいスポットです。
■ 基本情報
- 名称: クチの地下道
- 住所: Phu Hiep Hamlet, Phu My Hung Commune, Cu Chi, Ho Chi Minh
- アクセス:ホーチミンから車で90分。ツアー参加が一般的
- 電話番号: (08)37948830
7.ホーチミン廟
ベトナム民主共和国を成立させ、
初代大統領になった、英雄ホー・チ・ミンの遺体が安置されているこちら。
ホーチミン広場の中心にあり、「ホーチミン廟」は2年の歳月をかけて、
1975年9月2日の建国記念日に完成しました。
1年中冷房の効いた部屋で、永久保存処置を施されており、
廟の中はベトナム人民軍の軍人により警護されています。
中は私語厳禁、撮影不可になっていて、事前にカメラも預ける必要があります。
午前中しか公開しておらず、行列ができることも多いので、
見学希望の方は時間に余裕を持っての来館がオススメ!
ベトナムの各地から毎日参拝者が訪れるそうです。
ホーチミン廟前のバーディン広場は、
ホーチミンが独立宣言文を読み上げた場所になります。
いつ休館になるか年によって異なるので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
■ 基本情報
- 名称: ホーチミン廟
- 住所:Hùng Vương、Điện Biên、Ba Đình、Hà Nội, ベトナム
- 営業時間:7:00~11:30
- 定休日: 月曜、金曜、9~11月
- 電話番号: 04-3843-5064
8.ホアンキエム湖
ハノイ市街の中心にあり、
過去に幾度となく川が氾濫してできた、現在は穏やかな湖です。
別名「ホー・グオム」と呼ばれ、人々の憩いの場所になっています。
散策する際は、1848年に建立された「バオアン寺」の和風塔と呼ばれる門柱や、
高さ9メートル・重さ9トンの李太祖像(国からの独立後、最初に王となった人物)
などをご覧ください。
ちなみに「ホアンキエム湖」とは「還剣の湖」という意味なのだそうです。
これは初代皇帝・黎利(れいり)がこの湖で手に入れた宝剣で明(中国)に勝利し、
その後、この湖で宝剣を持ち主に返したという伝説が由来しているそうです。
■ 基本情報
- 名称: ホアンキエム湖
- 住所: Đinh Tiên Hoàng, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội,(ゴック・サン・テンプル)
9.ミーソン聖域(遺跡)
2世紀末から17世紀にかけて、ベトナム中部から南部沿岸に存在したという、
チャンパ王国の遺跡である、ミーソン聖域。
山に囲まれた盆地の中央に、4世紀末頃、
チャンパ王がシヴァ神を祀った祀堂を建てたことが始まりと言われていて、
聖域内では多数の素晴らしい遺跡を見ることができます(現在も遺跡の発掘が行われています)。
1999年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
フランスによる統治時代に美術品を盗掘され、
ベトナム戦争時のアメリカ軍による空爆で遺跡の大半が崩壊されるなどの経緯を持ちますが、
現在は、日本のトヨタ財団やアメリカのワールドモニュメントウォッチ財団に保護されています。
ミーソン遺跡展示館も合わせて訪れてみてください。
■ 基本情報
- 名称: ミーソン聖域(遺跡)
- 住所:Duy Phú, Duy Xuyên, Quảng Nam
- アクセス: ダナン、もしくはホイアンからツアーに参加
- 営業時間: 6:30-17:00
- 電話番号: 0510 3 731 757
- 公式サイト:http://jp.mysonsanctuary.com.vn/
10.フエ
チャム族の作ったチャンパ王国の中心都市の一つとして存在していた「フエ」。
ベトナム最後の王朝で、ベトナムで最初に世界遺産に登録されたエリアでもあります。
中国文化の影響を受けて作られた「フエ王宮」や、
フランスに学んだ西洋風の建築物、きらびやかで美しいショーなどが見学できます。
建物の保存状態がとても良いです。
広いので、時間に余裕をもって行きましょう。
じっくり観光するには、半日はかかりそうなほど見応え抜群のスポットです。
ベトナム王朝のかつての栄華がどれほどのものだったか、
見ているだけでひしひしと感じられます。
日本では見ることができない、独特の建築様式は魅入ってしまいますよ。
■ 基本情報
- 名称: フエ
- 住所: tp. Huế, Thừa Thiên Huế