【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】38.ワディラム保護区(ヨルダン)
ヨルダン最南部に広がる広大な砂漠に、赤砂岩や花崗岩の岩山がそびえ立つ荒涼とした大地。それが『ワディラム保護区』です。こんな荒地にも、移動しながら生活する遊牧民ベドウィンが今も住んでいます。
砂漠は自然が造った岩のアーチなどの奇岩や断崖、細長く狭い峡谷からなります。巨大な岩山は、朝夕、太陽に照らされて赤く輝きます。
巨大な砂山がそびえ、果てしなく続く砂漠は、七色に変化するその美しさから「月の谷」とも呼ばれています。
1万2000年前には人類が居住し、巨大な洞窟や岩に刻まれた岩絵や文字は、2万5000にも達しています。
Wadi Rum