一度は訪れたい!可愛すぎるイタリア・アルベロベッロの街並み

Alberobello village

イタリアのアルベロベッロはメルヘンがいっぱい!

【アルベロベッロ】はイタリア南部プーリア州にある人口1万人ほどの小さな村で、『トゥルッリ』と呼ばれる円錐形の屋根を持つ白壁の家が、迷路のように入り組んだ小径沿いに建ち並び、世界でも類のないユニークな景観をつくり出していることで有名です。

イタリアはその国の形から『ブーツの国』なんて呼ばれたりしますが、プーリア州はちょうど踵のちょっと上あたり、足でいうとアキレス腱あたりになります。

Alberobello village2

トゥルッリ』は、部屋ごとに円錐形の屋根がついていて、それがいくつも繋がって一軒となっています。屋根には不思議な白いマークが描かれ、一番上に飾り石が置かれていますが、これは何のために始まったものなのかは未だに謎だそうです・・・一説によれば昔魔除けの風習として始まったらしいとか。

この街並みを見ていると、日本のどこかを思い起こしませんか?
そうです!岐阜県にある世界遺産『白川郷』です。白川郷は「合掌造りの集落」で有名ですよね。というわけで、アルベロベッロ白川郷とは、姉妹都市です。なるほど・・・これはうなずけますね。

Shirakawago

トゥルッリとは?

トゥルッリとは円錐形の屋根に白い壁をした、この地方独特の建物のことですが、イタリア語で単数形は「トゥルッロ」(trullo)、複数形は「トゥルッリ」(trulli)と言います。現代イタリア語では「美しい木」という意味になります。

アルベロベッロの歴史をさかのぼると、15世紀にはすでに現在の街並みの原型が形成されていたようです。当時の領主アクアヴィーヴァ伯爵はナポリ王へ支払う住居税を少しでも減らす方法を画策し、石を崩せばすぐに解体できる家だけを造るよう命じました。これがトゥルッリの原型で、土台も骨組みもなく、この地方で採れるキアンカレッレという平たい石灰岩を積み上げただけの簡素な家でした。

メルヘンの世界を想像させる、とんがり屋根のかわいいトゥルッリですが、元々は税金対策だったなんてビックリですね。

この不思議な光景のアルベロベッロは、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。この光景ならナットクです!

雪が降るとさらにメルヘン♪

winter

見てください!アルベロベッロの街に雪が降った光景はこんな感じです。まるで童話の世界のようですよね♡
冬に訪れたらこんな光景が見られるかも。寒いでしょうが、夏とは違ったメルヘンの世界に浸ってみるのもいいのでは?

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