【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】45.アヴィニョン歴史地区(フランス)
『アヴィニョン』は、フランスの南東部に位置する都市で、中世に教皇庁が置かれていたため、数多くの史跡が残されています。『アヴィニョン』は、まさにプロヴァンスの中心。アール・ド・ヴィーヴル(暮らしを楽しむ術)が浸透したこの街には、活気ある魅力がつまっています。
なつかしい「アヴィニョンの橋の上で」の歌で有名な『サンベネゼ橋』は、ローヌ川に架かる13世紀の石橋。22のアーチからなる900メートルの橋でしたが洪水で流されて、4つのアーチが残るだけとなってしまいました。現在は川の途中までしか行くことができません。
王の命によって、ローマ教皇庁は14世紀にこの街に移されました。以後、城壁で囲まれた要塞のような教皇宮殿には、アヴィニョン捕囚として名高い、7人の教皇が68年間も住んでいました。
Avignon