初めての台湾 台湾旅行の基礎知識Q&Aまとめ!
台湾へ旅行しようと計画中の方に知っていただきたい基礎知識をまとめてみました。
初めての旅先では様々な不安がおそってきますよね。
そこで、今回はそんな時のために、いろいろ下調べをしていくと安心な情報をお届けしようと思います。
おすすめのお土産品や美味しい食べ物、言葉の問題、注意したいマナーの違いなど、
誰もが最初に抱く疑問にお答えするような内容になっています。
出発前に是非チェックして、思いっきり楽しんできてください!
Q1.台湾って暑い?寒い?台湾の気候・天候は?
せっかく台湾に来たけど、雨や曇りの日ばっかりで、晴れた日が一日もなかったなんて事も意外と多いものです。
そんな時は台湾の年間降雨量なんかをさらっと見ておくのもいいものです。
6月から9月は避けて旅行しましょう。
A1.一年中温暖で、四季はない
基本的には四季はありませんが、3月から5月にかけては晴れの日が多く、
6月~9月にかけては台風シーズンとなり、雨の日が多くなります。
10月~11月にかけては最も過ごしやすく、
12月~2月にかけては日本の春のような気候になりますが、
時々、寒波に覆われ、上着が必要となることもあります。
雨の日が多いとなかなか、外に出て爽快に遊べないですよね。
そんな時はグルメツアーに切り替えてみると良いですよ。
特に雨季にあたる夏の初めにはいろんなおいしい果物が店を飾ります。
日本の果物とは比べ物にならないくらい美味しいものも。
Q2.最適な服装は?
南の国を旅行するにあたって準備しておきたい服装はラフなものです。
いろいろと考えずに、Tシャツ短パンでOK。
女性なら、歩きやすい靴がいいでしょう。
ヒールのある靴などは疲れるだけでなく、歩き慣れていないと危険ですね。
A2.基本的にはTシャツとズボン
台湾は一年を通して温暖なので、基本的にTシャツとズボンといったラフな格好がオススメです。
3月~9月にかけて台湾に行かれる場合は、ズボンをハーフパンツにしたり、
12月~2月にかけて旅行する際は、セーターやパーカーなどを持って行くとよいでしょう。
高温多湿の南国気候なので、できれば爽やかな薄着が良いでしょう。
ただ、エアコンが効いているところでは寒くなったりするので、
薄手のパーカーなども持っていくのを忘れずに。
また雨が降ることもあるので、すぐ乾く素材がいいですね。
Q3.台湾に持って行くと便利なアイテムは?
台湾に行きたい人、行く予定の人によく聞かれる事がこの「便利なアイテムは何ですか?」という質問。
人によって必要な物が違うので、いろいろだと思いますが、
基本的に役立つものをいくつか挙げてみました。
A3.持って行くと便利なものをランキング形式にまとめました。
基本的になんでもそろっている台湾なので、必要な物は現地で購入することができます。
ただ、あえて持って行くと便利なものをランキング形式でまとめました。
エコバッグ
台湾では商品を購入する時、持ち帰るための袋も購入しなければいけません。
基本的に1元前後ですが、エコバッグを持って行くと、無駄な出費を抑えられます。
小型懐中電灯
台湾にある多くのホテルは、灯りが暗いので、
スタンドがないと文字を書いたりするのが難しくなります。
そんな時に便利なのが小型懐中電灯になります。
ワイヤーのついたロック
一人旅の時に重宝するのが、ワイヤーのついたロック。
鞄に付けておけば、電車や移動中もスリの被害にあう確率が下がります。
他に挙げるとすれば、ハンカチや扇子など。
四季を通して高温多湿の台湾ではいたるところでエアコンが効いてはいますが、
ちょっとした外での待ち時間などエアコンが効いていないところで待つことも多いです。
そんな時、コンパクトな扇子があるといいですね。
Q4.台湾の通貨は?日本で交換できるの?
この写真にあるのは香港ドルで、台湾ドルとは日本円に対する価値もちょっと違います。
世界のお金っていろいろあってほんとに面白いですよね。
中にはプラスチック製のお金だってあるんですよ。雨にぬれても大丈夫ですね。
A4.台湾の通貨は台湾元。日本でも両替可能
台湾の通貨は台湾元という通貨になります。
略称は元(ユェン)ですが、場所によっては「NTDollar」「圓」とも表記されることがあります。
2016年9月22日の時点では1元=3.6円になっています。
基本的に買い物をする時は表示金額の3倍にすると分かりやすいかもしれません。
又、日本の空港や銀行などでも台湾元から日本円、日本円から台湾元へ両替することが可能です。
台湾での両替は手続きが早い空港がオススメになります。
為替レートは米ドルの価格が上下するに伴って変わったりします。
ドルが安くなると、人民元が安くなったり、台湾元も安くなったり、そんなことも考えられます。
旅行するタイミングを考えるのも賢く旅するポイントですね。
Q5.日本と台湾の時差はどれくらい?
日本は時間が一番早い国の1つ。
実に、日本より早く朝を迎える国は数えるほどしかありません。
それもこれも、日本という国は日付変更線で分割した際の世界地図の東端に位置しているからなんですね。
アジアの国はだいたい日本より遅いと覚えておきましょう。
A5.日本と台湾の時差は1時間
日本と台湾の間には1時間しか時差がありません。
日本の方が1時間進んでおり、日本が午前9時ならば台湾は午前8時になります。
体調に大きな変化はありませんが飛行機の搭乗時間などを1時間間違えてしまうと大変なことになるので、
入国、出国にあわせて時計を変えておくようにしましょう。
時差ボケなどを感じるレベルではありませんが、
日本にいる人とインターネット電話等で話す時などはちょっと不便さを感じる時があります。
あらかじめ電話をかける約束をする場合などは、
「日本時間何時」という言い方をすれば誤解を避けられますよ。
Q6.日本の電気器具は使える?
A6.ほとんどの電気器具が使える
台湾の電圧は110V(60Hz)であり、日本の電圧は100V(50または60Hz)と
基本的に大きな違いはありません。
ただ一部の電気器具が使えないこともありますので、事前にチェックしておきましょう。
最近のスマートフォンやデジタルカメラの充電器は海外に対応しているものが多いです。
コンセントの形は日本とほぼ同じなので、変換機などを付ける必要はありませんが、
稀に違う形状の差込口があるので、変換機を持って行くと確実かもしれません。
Q7. 台湾旅行のベストシーズンは?
A7.10月~11月がベストシーズン
気候も安定しており過ごしやすい日が続くだけではなく、
ホテルや航空券の料金が比較的リーズナブルな時期でもあります。
Q8.VISAって必要?台湾への入国手続きは?
A8.観光目的で90日以内ならば基本的に不要
日本旅券で台湾へ観光目的で入国する際には、
帰国便の予約済み航空券(もしくは乗船券)を持っていると、
VISAを発給することなく90日以内の滞在が可能です。
ただパスポートの期限が90日以上残っていないとダメなので、
パスポートの期限もあらかじめチェックしておきましょう。
Q9.中国語まったく喋れないけど入国できる?
A9.基本的にあまり質問されない
たとえば、アメリカへの入国の場合は、入国審査で目的、宿泊場所、期間などを聞かれますが、
台湾への入国の場合、基本的にあまり質問をされないのでご安心ください。
ただ、帰国便の予約済み航空券の提示を求められることがあるので、
事前に用意しておくとよいかもしれません。
Q10.台湾のトイレは清潔?
A10.ホテルやデパートのトイレを使うのがオススメ
一昔前よりも台湾のトイレ事情はずいぶんよくなり、綺麗なトイレが増えました。
ただ、まだまだ汚いトイレも多いのでホテルやデパートのトイレを使う方がよいでしょう。
ホテルやデパートがない地域に行かれる場合は、除菌ウェットシートを持って行くとよいかもしれません。
Q11.日本と違う!台湾のマナーや習慣は?
A11.マナーには意外に厳しい
基本的に日本と大きなマナーの違いはありません。
ただ地下鉄(MRT)などは全面飲食禁止ですし、
見つかると罰金罰金1500元(約5400円)を支払わなければいけません。
又、基本的に公共の場は禁煙となっており、喫煙場以外での喫煙はできません。
Q12.台湾土産はどこで買えばいいの?
A12.台湾で買って帰って喜ばれるお土産をランキング形式でまとめてみました。
1位 パイナップルケーキ
台湾土産の王道といえば「パイナップルケーキ」ではないでしょうか。
女性を中心に人気を集めています。
飛行場などでも購入することができるので「とりあえず」のお土産にはオススメです。
2位 阿里山烏龍茶
甘いものが苦手、という方にオススメのお土産が「お茶」。
中でも「阿里山烏龍茶」は人気の烏龍茶です。
3位 台湾ビール
ご当地ビールはやはり人気が高いようです。
中にはパイナップルビール、マンゴービールというような変り種もお土産によいかもしれません。
Q13.台湾で何を食べたら間違いない?
A13.マンゴーかき氷、肉まん、臭豆腐がおすすめ
台湾といったら、これ!というほど美味しいお店が多いのが「マンゴーカキ氷」。
肉まんも非常に様々な種類があり、オススメです。
臭豆腐は強烈な匂いが特徴的ですが、慣れてくると癖になりますよ。
夜市ではおいしそうな食べ物屋台がたくさんでています。是非チャレンジしてみてください♪
Q14.台湾の水道水って飲めるの?
A14.基本的に飲めないが、沸かせば飲むこともできる
海外旅行に行くと一番気になるのが水道水が飲めるか、ということではないでしょうか。
台湾の水道水は基本的に飲むことはできません。
勿論、歯磨きなど口を漱ぐようなシーンで水道水を使う場合は問題ありません。
又、沸かしてしまえば問題なく使えるともいわれています。
Q15.台北市内の観光は何で移動したらいいの?
A15.市内の移動ならばMRTがオススメ
台北市内を移動する方法は、大きく分けて「新交通システム(MRT)」「バス」「タクシー」の三種類があります。
どれも便利ですが、オススメはMRTです。
最低区間は20~30元とリーズナブルな点も魅力ですが、
5分間隔で運行しているので気軽に利用することができる点も魅力になります。
Q16.台湾でもチップって必要?
A.16 特に必要なし。かえって失礼にあたるケースも
基本的に台湾ではチップの文化は日本と同様ありません。
しかし、無理を通してもらったり、特別な手配をしてもらった時は50元程度のチップを渡すとよいでしょう。
ただ普通の人に道を教えてもらった時などにチップを渡してしまうと、失礼にあたるので注意が必要です。
Q17.台湾のホテルのチェックアウトの仕方は?
A17.キーを返してチェックアウトしたいと告げる。基本的に日本と同じ!
チェックアウトタイムまでにキーをフロントに返して、チェックアウトしたいと告げるだけです。
基本的に日本のホテルと同じですが、チェックアウトの時間を過ぎてしまうと、
超過料金が発生してしまうこともありますので、注意が必要です。
Q18.台湾って何語が公用語?台湾語?北京語?
A18.公用語は台湾語よりも北京語。でも観光地なら日本語でもOK!
公用語は台湾なのだから「台湾語」と思われがちですが、実は変形した北京語が喋られています。
ただ観光地には日本語を話すことができる人もいるので、それほど心配しなくてもいいでしょう。
Q19.これだけは知っておけという会話フレーズは?
A19.覚えておきたい会話フレーズ3つ
基本的に台湾では日本語が通じるシーンが多いのですが、
これを知っておくと便利という会話フレーズをご紹介します。
「すいません」不好意思(ブーハオイースー)
呼び止めたい時、よけて欲しい時など、意外に使うシーンは多々あります。
覚えておくと便利な会話フレーズになります。
「安くしてください」 請算便宜一點(チンスンビェンイーイーディェン)
夜市などでぜひ使いたいのが値切り交渉の言葉です。
日本人観光客が拙い中国語で、こうお願いしたら、まけてくれるかもしれません
「書いてください」請写一下(チンシィエイーシィァ)
北京語ならば日本で使う漢字を数多く利用することがあります。
そのため書いてもらえば、なんとなく雰囲気を掴むことができます。
そのためにも「書いてください!」のフレーズは覚えておきましょう。
Q20.台湾からどうやって帰ったらいいの?帰国手続きは?
A20.通常の海外旅行と同じ手続き
帰国する際の手続きは通常の海外旅行となんら変わりません。
ただ台湾の空港で余った台湾元を日本円に両替した時、
控えを取っておく必要がありますので注意が必要です。
Q21 台湾旅行で絶対に行くべき観光スポットは?
九份
台湾北部の台北県瑞芳鎮の山間部にあり、
ジブリの映画「千と千尋の神隠し」の舞台になった事で有名です。
お土産屋さんから食べ物まで沢山のお店が並び、
提灯が燈る何とも言えないノスタルジックな風景は一見の価値あり。
行き方は旅行会社が企画している現地ツアーに参加するか電車に乗り「瑞芳駅」下車。
そこからバスで九份へ行く方法があります。
そしてもう一つは「忠孝復興駅」から「台北-九份-金瓜石」(1062番)と書かれている路線バスでも行く事ができます。
普通の路線バスなので不安な場合は運転士さんに確認して乗るのが確実かも。
九份に行くオススメの時間帯は昼間よりも夕暮れ時。優しい光で包まれる独特の雰囲気を味わうことができます。
■九份の基本情報
・名称: 九份
・住所: 新北市瑞芳区九份
・参考サイトURL: http://www.taipeinavi.com/miru/245/
士林夜市
夜市が沢山ある台湾。その中でも一番の大きさを誇り、いつも賑わっているのがこの「士林夜市」です。
行き方はMRT(地下鉄)の紅線(淡水線)に乗り「劍潭駅」下車。
1番出口からでて分林路からメインストリート大東路へ。
とても広く混み合っているので迷わないようにしましょう。
台湾の夜市で有名な大きなフライドチキンや、かき氷、インパクトある臭豆腐など
色々なグルメをお祭り気分で楽しめます。そして何より安いのにどれも美味しい!
その他、お土産から衣料品まで活気に溢れた夜市は楽しく、日本人観光客に人気なのも納得。
日本語が通じるお店も多く安心して買い物を満喫できるスポットです。
■ 基本情報
・名称: 士林夜市
・住所: 台北市大東路、基河路周辺
・アクセス: MRT「剣潭」駅から徒歩5分
・定休日: 旧正月前後(店により異なる)
・参考サイトURL: http://www.taipeinavi.com/food/750/
台北101
台湾のシンボルとなっている「台北101」。
その高さは508メートル101階建てで、世界屈指の高さを誇ります。
場所はMRT「台北101/世貿」駅に直結していてアクセスも〇。
まず、着いたら向かうであろう展望台。ここからみる台北の景色は本当に素晴らしいの一言。
無料の音声ガイド機をレンタルすることもできます。
91階にはなんと屋外展望台もあり。天気の良い日や風の強くない日に開放しているそうです。
そして低層階はショッピングエリアになっていてブランド店も沢山入っているんです。
高級ブランドからお手頃なショップまで見ているだけでも楽しいスポット。
どこか高級感のあるフードコートもあり、お腹が空いたらグルメも満喫できます。
高層階の景色を楽しんだあとはぜひ寄ってみてくださいね!
■台北101の基本情報
・名称: 台北101
・住所:台北市信義区市府路45号
・アクセス: MRT「台北101/世貿」駅出口4下車。すぐ目の前が入り口。展望台入口は5階
・営業時間: (日~木)11:00〜21:30、(金土祝前)11:00~22:00
・電話番号:(02)8101‐7777(代表)
・参考サイトURL: http://www.taipeinavi.com/miru/1/
中正紀念堂
大きな建造物に圧倒される「中正紀念堂」。ここも台湾を訪れたらぜひ行きたいスポットです。
行き方はMRT「中正紀念堂」駅を降りてすぐ。
1975年4月5日に亡くなった中華民国初代総統へ「哀悼の意」を込めて建設された建物です。
その敷地の広さは”サッカー場が25個も入ってしまう”ほどというのだから驚きです。
そして人気があるのが「衛兵交代」。
衛兵さん達の行進は驚くほど揃っていて関心してしまいます。
毎日9時~17時に1時間ごとに交代の模様を見る事ができるのでぜひチェックしてみてください。
広場でイベントが開催されていることもあり、晴れた日は特にオススメのスポットです。
■中正紀念堂の基本情報
・名称:中正紀念堂
・住所:台北市中山南路21号
・アクセス:MRT「中正紀念堂」駅徒歩0分
・電話番号:(02)2343-1100
・公式サイトURL: http://www.cksmh.gov.tw/
国立故宮博物院
ルーブル・エルミタージュ・メトロポリタンに並び、
世界の四大博物館として数えられている「国立故宮博物院」。
行き方はMRT「士林」駅前から車で約15分、
同駅から公共バス(255、304、紅30、小18、小19)でも行くことができます。
6000~8000点もの美術品が常時展示されており、中には8000年前の物もあるのだとか。
まさに中国の歴史が詰まった場所です。
内容をより深く知りたい場合は有料(100元)で音声ガイドのレンタルあり。
歴史を理解しながら美術品を見るとまた違った見方ができるのでオススメです。
■国立故宮博物院の基本情報
・名称:国立故宮博物院
・住所: 台北市至善路二段221號
・アクセス: MRT「士林」駅前から車で約15分。
・営業時間:8:30~18:30(金土18:30~21:00、至善園(火~日8:30~18:30、但し11~3月は~17:30)
・定休日:年中無休
・電話番号:(02)2881-2021
・料金: 一般参観者:250元
・公式サイトURL: http://www.npm.gov.tw/
台湾を旅行しようとする前に、知っておくと便利な情報をたっぷりご紹介しました。
初めて行った方が抱く疑問や戸惑いそうな事柄を中心に、グルメやお土産についてもお伝えしました。
知っているようで知らないことも多かったのではないでしょうか。
マナーの違いやトイレに関することまで盛りだくさんの内容になりました。
今回の記事を参考にしていただいて予習しておけば、バッチリです
安心して素敵な時間をすごし、思いっきり楽しめるはずです