【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【37】ゴロカ(パプアニューギニア・アジア)
ゴロカ(パプアニューギニア・アジア)
風変わりな民族「マッドマン」!
パプアニューギニアは多民族国家。800以上もの民族が暮らしていると言われていて、地域や村によって風習や文化が異なります。なかでももっともインパクトがあるのが、『ゴロカ』(Goroka)近郊の村、「アサロ渓谷」(Asaro)に暮らすマッドマン(Mud men)!その名の通り、泥のお面と全身に泥を塗った男たちが、不気味(?)に踊る「マッドマンダンス」が有名です。
ダンスの由来は諸説ありますが、奪われた土地を取り戻すために、全身泥だらけで亡霊になりすまし、敵を怖がらせ退散させた、という説が有力のようです。
ダンスといっても、亡霊なので音楽もなく、武器を振りかざしながら、ソロリソロリと歩くのが特徴。もっとも、泥のお面が10kg以上とかなり重いため、俊敏に動きたくても動けないのかもしれません。マッドマンは国内で一番メジャーな民族なので、さぞかし観光客慣れしているかと思いきや、まったくそんなことはありません。ダンスも汗だくで一生懸命踊ってくれますし、村人もみんな素朴で温かいのが印象的です。カメラを向けても嫌がらず、笑顔でポーズをとってもくれます。郷土料理の「ムームー」(Mumu)もぜひお試しください。地面に掘った穴に焼き石と、バナナの葉に包んだ肉、魚、芋を投入し、蓋をして待つこと1~2時間。調味料は入れず、素材の味と、ふっくらしたホクホクの食感を楽しむ料理ですが、村人と一緒に食べればおいしさ倍増!距離もぐっと縮まるはずです。
直行便で行ける、手軽で本格的な秘境!
パプアニューギニアというと、とても遠い国に感じますが、首都「ポートモレスビー」(Port Moresby)までは、日本から直行便で約6時間半の距離。赤道直下なので、ジャングルに覆われた山々、白砂のビーチ、野生動物や珍しい魚など熱帯地方ならではの魅力が凝縮しています。時差もたった1時間。
南米やアフリカよりも、ずっと手軽に行ける秘境なのです
ワンポイントアドバイス
フレンドリーで親切な人が多いのですが、女性が夜、一人で外出するのは避けてください。
首都ポートモレスビーは治安が悪いのですが、ゴロカは比較的いい方です。
ゴロカへの行き方
ゴロカへはポートモレスビーから飛行機で約1時間15分。
アサロ渓谷は、ゴロカの街から車で約45分です。
日本からポートモレスビー(ジャクソン国際空港)へは、成田空港から週2便、直行便(所要時間約6時間30分)があります。
直行便以外だと、ケアンズ(オーストラリア)やシンガポールを経由して行くことができます。