【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【13】フヴァル島(クロアチア・ヨーロッパ)
フヴァル島 ~クロアチア~
アドリア海に浮かぶ島でリゾートライフ!
クロアチアの沿岸、アドリア海に浮かぶ『フヴァル島』(Hvar)。ラベンダー栽培が有名で、別名「ラベンダー島」とも呼ばれています。
日本ではあまり知られていませんが、アドリア海のリゾートアイランドの中では人気のある島で、夏にはヨーロッパ各国から多くの人が訪れます。
港を中心にしたフヴァルの街は、こぢんまりとしていて散策にはもってこいです。まずは小高い丘に立つ、眺望抜群の城塞を目指して歩いてください。途中、雰囲気のある路地を通りながら、石の階段を上って20~30分。かなり疲れる道のりですが、頂上に着いて、眼下の光景を見れば、疲れもどこかへいってしまいます。タクシーでも行けるのですが、達成感を求める方は、ぜひ徒歩でチャレンジしてください!
紺碧のアドリア海、沖合に浮かぶ島々、赤レンガの建物がバランスよく配置された絶景は唯一無二。しばらく何も考えずに、ぼーっとしたくなるはず。
青の世界で異次元にタイムスリップ!
フヴァル島では他にも楽しみ方があります。晴れた日に、港からボートで約2時間。目指すはヴィス島近くの「青の洞窟」です。イタリア・カプリ島の青の洞窟より観光客が少なく、ゆっくり楽しめます。小さなボートに乗り換え、いざ洞窟へ!体を縮めて入り、頭をあげた瞬間、目に入るのは透明な青、青、青。ボートに乗り合わせた一同はいっせいに歓声をあげますが、ほどなくすると一転、静寂が訪れます。みんな、あまりの美しさに言葉を失ってしまうのです。洞窟に差し込む太陽光線が、海底に反射することでつくり出される青の世界。身をゆだねていると、異次元にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
ここで思い切ってダイブすれば(!)、気分は人魚姫。ここでしか味わえない貴重な体験となるはずです。
「ドゥブロヴニク」や「プリトヴィツェ国立公園」と見どころが多いクロアチアは、近年人気が高まっています。長い休暇が取れたら、思い切ってクロアチアを周遊してみるのも楽しいですね。
ワンポイントアドバイス
島の北西部、スタリー・グラード平原には世界遺産の古代ギリシャ人の住居跡があります。ヴィス島近くにある「青の洞窟」で泳ぎたい人は、水着をお忘れなく!
ラベンダーグッズが豊富に売られています。サシェやポプリはかさばらないし、軽いのでおみやげにもいいですね。
フヴァル島への行き方
クロアチア本土からフヴァル島へは一般的に、「スプリット」(Split)から「カタマラン」(双胴船、スピードボート)、もしくは「フェリー」のいずれかを利用します。
それぞれのチケットは、ハイシーズンには早めに購入しないと売切れてしまうこともありますので、現地購入する場合はチケットはなるべく前日または当日の早朝に希望の便のチケットを購入することをおすすめします。
島の玄関口となる港は「フヴァル」(Hvar)、「スターリ・グラード」(Stari Grad)、「スチュライ」(Sucuraj)の3カ所になります。それぞれ、スプリット<=>フヴァル・タウン間はカタマランで約1時間、スプリット<=>スターリ・グラド間はフェリーで約2時間、ドゥルベニク<=>スチュライ間はフェリーが結びます。
ちなみにフヴァル・タウンからスターリ・グラドはバスで約20-30分です。
また、ドゥルベニク(Drvenik)<=>スチュライ(Sucurai)間もフェリーがあり、こちらは所用時間約30分です。ただし、小さなフェリーも多いので、希望のフェリーが決まったら早めにチケットを購入されることをオススメします。