コトル ～モンテネグロ・ヨーロッパ～

オレンジ色の屋根が連なる美しい城塞都市！

モンテネグロ西部、アドリア海沿岸の「ボカ・コトルスカ」（Bay of Kotor）と呼ばれる地域は、複雑に入り組んだ湾を形成していて、『コトル』（Kotor）はそのもっとも奥に位置しています。背後には2000メートル級の黒々とした山脈がそびえ、街並みは世界遺産にも指定されています。
シンボルでもある城壁は4.5キロメートルにもおよび、13世紀からおよそ400年続いたベネチア共和国統治時代に造られたものです。その他、聖トリプン大聖堂（St. Tryphon Cathedral）、聖ルカ教会（Church of St. Luke）など見どころも多く、東欧のなかでもマニアックなファンが多い場所でもあります。旧市街はそれほど広くないので、少し歩けばすぐに地理をつかめることだと思います。石畳の小路をのんびり歩きながら、歴史に思いを馳せてみるのもステキな時間が過ごせるはず。

ワンポイントアドバイス
クロアチアのドゥブロヴニク（obrovnik）から長距離バスで約2時間。フリータイムに1日かけて日帰りで訪れるのもアリ。
モンテネグロには日本大使館がないので、パスポートの管理は要注意です。

モンテネグロ屈指のリゾート「ブドヴァ」（Budva）へは、コトルからバスで約40分。

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コトルへの行き方
クロアチアのドゥブロヴニクからバスで訪れるのが一般的。所要時間は約2時間30分ですが、国境の混雑状況によっては時間がかかりますので、1時間は余分にみておいた方がいいです。
日帰りツアーは、ドゥブロブニク旧市街や旧市街の入口付近に、コトルの写真つきでツアーの看板が多数出ていますので、ツアー選びに困ることはありません。ただし、ツアーは英語ガイドとなり。申込みも英語となります。