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- 【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【11】マチュピチュ(ペルー・中南米)
【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【11】マチュピチュ(ペルー・中南米)
マチュピチュ ~ペルー~
山に佇む謎多き空中都市!
南米きっての観光地『マチュピチュ』はウルバンバ渓谷の山間、標高2280メートルの頂上にあります。『マチュピチュ』とは、原住民の言葉で「老いた峰」という意味なんだとか。
山裾からはその存在を確認できないことから「空中都市」とも呼ばれています。遺跡はインカ帝国を征服したスペイン人の侵略を逃れるため、あるいは復讐の作戦を練るためにつくられた秘密都市だったと言われています。
16世紀半ば、インカの人がマチュピチュを残し、さらに奥地へと消えてしまったため、その後400年以上人の目に触れることがなく、廃墟になっていました。
1911年、アメリカ人の歴史学者ハイラム・ビンガムによって発見されたのですが、いまだに起源の解明されていない謎多き遺跡で、世界七不思議のひとつに数えられています。マチュピチュへのアクセスは、拠点となる「クスコ」から列車でマチュピチュ村へ。そこからバスを乗り継ぎ、九十九折の山道を20分ほど登ると到着します。総面積は5平方キロメートル。斜面に広がる段々畑のなかに、神殿、宮殿、居住空間があり、周囲は5メートルほどの石積みの塀で固められています。
一生に一度は訪れたい世界遺産!
絶景は遺跡内にそびえる「見張り小屋」からの眺め。背後にそびえる「ワイナピチュ」(若い峰の意味)とマチュピチュ全体を見渡すことができます。放し飼いのリャマやアルパカが、のんびり草をはむ姿に癒されます。
体力に自信があれば、早朝にワイナピチュに登ってみてください。(要予約)
約40~50分かけて頂上まで行くと、天空都市をさらに上から見下ろすことができ、壮観です。
遺跡のひとつひとつも保存状態がよく、見応え十分。朝早くクスコを出発すれば、日帰りもできますが、マチュピチュ村に宿泊することをおすすめします。
早朝や夕方、観光客が少ない時間にじっくり見学できるし、体力的にも楽です。村の外にある温泉でほっこり、疲れを癒すこともできます。
日本の温泉と違い、水着で入る市民プールのような雰囲気ですが、きっと貴重な体験になるはず。
マチュピチュに関する記事はこちらにもあります。
【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】64.マチュピチュ(ペルー)
ワンポイントアドバイス
ベストシーズンは乾季の5月~8月。高地なので、夏でも涼しいのですが、紫外線対策はお忘れなく!
服装はウインドブレーカー&歩きやすい靴といった山登りスタイルで。
湿度が高く、虫が多いので、虫よけスプレーも必需品です。
マチュピチュ村の温泉に入ろうかなと思う人は、水着も忘れずに持って行ってくださいね。
マチュピチュへの行き方
【 日本→リマ→クスコ】
マチュピチュへはペルーのクスコ経由で行くのが、一般的です。
まず、日本からリマへ。直行便はないので、アメリカ経由で行く方法が一般的でしょう。所用時間は大体片道約25時間です。
リマからクスコへは飛行機、もしくはバスでの移動となります。
<飛行機の場合>
所用時間は片道約1時間30分。
<バスの場合>
所用時間は片道約24時間ですが、途中で「地上絵」で有名なナスカに寄るという方法もあります。
【クスコ→マチュピチュ】
クスコからマチュピチュまで、100キロメートル以上離れているため、大きく分けると2つの選択肢があり、往路・復路それぞれ組み合わせる人が多いようです。
1.車+列車
タクシーまたはバスで、ポロイあるいはオリャンタイタンボ(聖なる谷)の駅まで行く。
ポロイまたはオリャンタイタンボから、マチュピチュ村までは列車で行く。
2.車+歩き(通称「スタンド・バイ・ミー」コース)
タクシーまたはバスで水力発電所まで行く。
バスを3回乗り継いでもいけるようですが、ツアー会社で直行バスも予約可能です。
水力発電所から10キロメートルほどを線路沿いにマチュピチュ村まで歩く。
【マチュピチュ→マチュピチュ村】
すべて歩くと片道約2時間ほどかかる上、結構な登り坂があるのでバスを利用するのがおすすめ。
いずれにしても、かなりの距離や高低差を歩きます。絶景を見るのは、やはり苦労しなければ・・・ということなのでしょうか。