【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【36】ンゴロンゴロ自然保護区(タンザニア・アフリカ)
ンゴロンゴロ自然保護区 ~タンザニア~
巨大なクレーターで迫力のサファリ体験!
タンザニア北部に位置する『ンゴロンゴロ自然保護区』(Ngorongoro Conservation Area)の見どころは、なんといっても「クレーター」でしょう。
200万年前、アフリカ大陸で起こった火山活動でできた噴火口のひとつで、南北16キロメートル、東西19キロメートル、深さ600メートル。こんな巨大なクレーターが外界からの人類と文明を阻み、動物たちの楽園をつくったのです。
クレーターの底で闊歩するゾウやライオンは、アニメ「ジャングル大帝」の発想源にもなったといわれています。平らなクレーターの底に下りると、ゾウ、ライオン、バッファロー、カバ、シマウマ、イボイノシシといったメジャーな動物はもちろん、ヒョウやジャッカルなどの姿も見ることができます。ほとんどの動物がクレーター内で一生を過ごします。人間という敵が住んでいないせいか、動物たちはどことなくのんびりした雰囲気。ンゴロンゴロでは、通常のサファリドライブのほか、マサイ族の戦士と一緒に行くウォーキング・サファリもあります。動物と同じ目線で歩くのは、スリリングな体験です。
バトラーサービスでお姫様気分!
保全地域管理事務所では、多くの動物学者とレンジャーが、肉食獣の数を把握するため、子どもが生まれた日にちや数まで記録しています。保全に努めているおかげで、1年中サファリが楽しめるのです。
クレーターのパノラマを見下ろす火口縁には、5つ星のサファリロッジ「ンゴロンゴロ・クレーター・ロッジ」(Ngorongoro Crater Lodge)があります。
センスのよいインテリア、雄大な眺め、美味しい料理は特筆もの!各部屋にはバトラー(執事)がつき、至れり尽くせりのサービスをしてくれます
ワンポイントアドバイス
ンゴロンゴロでは、クレーター内にキリンはいません。
サファリの服装は、赤や金など派手な色は避け、アースカラーのものを心がけてください。トイレはもちろんネイチャーとなります。草むらで動物を気にしながら・・・!?
虫よけと砂ボコリよけは必須です。お忘れなく。
ンゴロンゴロ自然保護区への行き方
ンゴロンゴロ自然保護区は、最も近い都市アルーシャ(Arusha)から西へ約180キロメートルのところにあり、北西のセレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)に隣接しています。
アルーシャにある空港は、「キリマンジャロ国際空港」(Kilimanjaro International Airport)です。
タンザニアの首都はダルエスサラーム(Dar es Salaam)ですが、キリマンジャロ空港へは国内線を利用します。
通常は、日本から途中1回乗換え、ダルエスサラームへ行き、そこから国内線でキリマンジャロ空港に行きます。
または、カタール航空がキリマンジャロ空港に就航しているので、日本から途中1回乗換えで、キリマンジャロ空港まで行くルートもあります。この場合、所用時間は約30時間ほどです。