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- 【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【67】ペリト・モレノ(アルゼンチン・中南米)
【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【67】ペリト・モレノ(アルゼンチン・中南米)
ペリト・モレノ ~アルゼンチン~
成長と崩壊を続けている”生きている氷河”!
アルゼンチン、パタゴニア地方には世界遺産に登録された「ロス・グラシアレス国立公園」(Los Glaciares National Park)があります。園内には多数の氷河が存在し、そのなかでもっとも有名なのが『ペリト・モレノ氷河』(Glaciar Perito Moreno)です。
全長約35キロメートル、面積250平方キロメートルという巨大な氷河は”生きている氷河”という表現がぴったり。地球温暖化の影響で、毎年小さくなっている氷河が多いのですが、ペリト・モレノ氷河は現在も成長と崩落を繰り返し、ほぼ同じ大きさを保っています。
展望台から見る氷河の崩落シーンは迫力満点!静寂のなか、突然、バリバリ、ドッカーンという落雷のような音がしたかと思うと、氷河の壁が崩れ落ち、大きな波と水煙が上がる・・・
長い年月を旅してきた氷河の終焉です、
10~15分おきに、あっちでバリバリ、こっちでドッカーン世界中から集まった観光客は、崩落の瞬間を撮ろうとカメラを構え、固唾をのんでいます。一見すると不変、不動にも思えるほど巨大な氷ですが、最前部の壁面は何十年も前に流れてきたもの。氷は気泡がなく透明度が高いため、とても印象的なブルーです。特に、亀裂の奥を覗いたときのディープブルーは美しく、じっと眺めていると吸い込まれそうになります。
悠久のときを経た氷河のオンザロックで乾杯!
体力に自信のある人は、ぜひ氷河トレッキングに挑戦してみてください。アイゼンをつけ、氷上を約2時間の散歩。クレバスなどにヒヤリとさせられますが、氷を駆け抜ける風は冷たいのですが、爽快そのもの。最後は氷河観光のお約束、ウキスキーで乾杯!
悠久のときが創造した氷河入りのオンザロックは、どんな高級バーでも再現できない格別な味です。クルーズ船で壁面に近づくことも可能です。湖面からそびえる氷河は美しく神秘的。手を伸ばせば届きそうなくらい近いので、崩落の音もスゴイ!
ワンポイントアドバイス
ベストシーズンは12月~3月(現地の夏)。氷河観光は寒いので、上下とも考えうる限りの防寒対策を忘れないで。強風で帽子などが飛ばされないよう準備をしておいてください。
カメラは寒さでバッテリーがすぐなくなるので、予備をお忘れなく。さらに、双眼鏡があると便利です。
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ペリト・モレノ氷河への行き方
ペリト・モリノ氷河を目指すには、まずアルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)へ。
日本からの直行便はなく、一般的にアメリカの主要都市で乗継ぎます。東京からの所要時間は約27時間。
ブエノスアイレスから更に空路で約4時間かけてエル・カラファテ(El Calafate)へ向かいます。
エル・カラファテのバスターミナルから、ペリト・モレノ氷河までバスで約1時間ほどで到着します。
エル・カラファテからでも個人で行くことはかなり厳しいので、現地発着の氷河バスツアーへの参加が一般的です。