プリトヴィツェ湖群国立公園 ～クロアチア～

大小16個の湖と92個の滝が織りなす芸術的な風景！

首都「ザグレブ」（Zagreb）から約110キロメートル南下したところにある『プリトヴィツェ湖群国立公園』（Plitvice Lakes National Park）。大小16個の湖と92個の滝が連なる芸術的な景観は、ユネスコの世界遺産に登録され、中欧屈指の人気観光スポットです。ドロマイトと呼ばれる白雲岩た石灰岩を含んだ山脈から流れるプリトヴィツェ川が石灰質を多く含んでいます。それが長い年月をかけて山を侵食し、石灰棚を形成。このようにして世界的にも貴重な、段々畑のような湖群ができあがったわけです。

エメラルドグリーンに輝く湖は、息をのむほどの美しさ。自然ならではの色合いをうっとり眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます。園内の遊歩道は、マイナスイオンを豊富に含んだ空気に包まれ、歩くと気分爽快に
時差ボケや旅の疲れも吹き飛ぶことでしょう。敷地が広いので、徒歩以外にエコロジーバスや遊覧船で移動することも可能です。

自然界にしか存在しない色、エメラルドグリーン！

公園内は大きくわけて2つ。西側、標高の高いエリアが「上湖群」。ベールのように美しく流れ落ちる滝が多く、特に「ヴェリキ・ブルシュタヴツィ」は必見。公園内でもっとも美しいといわれています。そして、中央の「ゴズィヤク湖」から東側が「下湖群」。最大の見どころは公園内で最大の「ヴェリキ湖」で、多くの観光客の撮影スポットになっています。サグレブから日帰りなら、下湖群を中心に観光するプランがおすすめ。（所要時間3～4時間）
すべての湖をめぐると5～6時間はかかるので、1泊する方がいいです。夜、ホテルで名物のマス料理を堪能したら、翌朝はちょっと早起きして散歩で出かけましょう。朝靄がたちこめた湖はとても幻想的です。7月～8月は降水量が少なく水の量が減ってしまうので、ベストシーズンは5月～6月。また、10月～11月は紅葉と滝との組合せも美しく、人気です。

もっとプリトヴィツェ湖群国立公園について知りたい人はこちら！
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産１００】８９．プリトヴィツェ湖群国立公園（クロアチア）

ワンポイントアドバイス
ザグレブから長距離バスで移動可能です。

世界遺産のため、レストランが少ないので、軽食やドリンクを持参した方がいいでしょう。遊歩道はありますが、ところどころ滑りやすいので、ヒールは避けてください。観光は歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめです。

[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=o2XVejJsfGQ” style=”co-red” margin=”0%” url=”https://travelzaurus.com/” title=”トラベルザウルスドットコム” desc=”旅行の面白情報が満載♪興味があれば今すぐチェック！” img=”https://travelzaurus.com/wp-content/uploads/2016/11/ピンクザウルス2-1.png” adtype=”3″ colorbg=”#b58dc9″ colortext=”#00008b” time=”5″]

プリトヴィツェ湖群国立公園への行き方
ザグレブから公共バスを利用して、約2時間30分でプリトヴィツェに着きます。
プリトヴィツェでは、エントランス1とエントランス2のふたつのバス停があり、プリトヴィツェで宿泊する人は宿泊先のホテルがどちらのエントランスに近いのか事前に確認しておいてください。日帰りの場合はエントランス1で下車するのが一般的です。

現在、日本からザグレブまでの直行便はありませんので、ヨーロッパの主要都市を経由します。所要時間は13～15時間ほどです。