【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【56】リラの僧院(ブルガリア・ヨーロッパ)
リラの僧院 ~ブルガリア~
幾多の変遷と激動をくぐり抜けてきた奇跡の僧院!
ビザンチン文化の至宝として、1983年に世界遺産に登録された『リラの僧院』( Rila Monastery)。総面積8800ヘクタールの敷地に建つブルガリア正教の総本山であるこの寺院は、長い間宗教や文化の中心であり、ブルガリア人の誇りである続けました。
修道士「イワン・リルスキー」が10世紀に建てた小さな寺院が始まりといわれ、今日まで幾多の変遷と激動の時代をくぐり抜けてきた、まさに奇跡の僧院なのです。首都ソフィア(Sofia)から南へ約120キロメートルの場所。曲がりくねった山道を車で走ること2時間あまり。「氷の山」と呼ばれるリラ山の奥座敷、標高1147メートルの辺境に建物が突如として姿を見せます。その圧倒的で凛とした存在感。ドーム状の屋根と白黒の横縞の特徴的な装飾。壮麗な修道院など鮮烈な姿は、訪れる者を例外なく魅了します。
夜の表情も一見の価値あり!
中心的な建物である「聖母教会」は、外部と内部が1200ものフレスコ画で埋めつくされ、圧巻のひとこと。2階の回廊を歩くと僧院の姿をさまざまな角度から堪能できますが、その姿は限りなく神聖で、いくら眺めても飽きることがない魅力を秘めています。ソフィアから日帰り圏内ですが、現地に泊まるのもオススメ。夜の厳粛な僧院は、一見の価値ありです。ところで、ブルガリアの食といえば「ヨーグルト」を思い浮かべる人が多いと思います。タラトール(スープ)、シレネ(チーズ)、カヴァルマ(肉と野菜をトマト味で煮込んだ土鍋料理)など、現地のヨーグルト料理は日本人の口にもよく合います。塩味ヨーグルトドリンクのアイリャン、ぜひ味わいたいところ。名物のマス料理もおいしいです。おみやげはバラ製品が定番。バラから採れた香料をたっぷり使ったボディクリーム、石鹸、シャンプー&リンス、入浴剤など種類も多く、しかもリーズナブル。ほかには伝統的な模様を施した陶器や銅食器、ワインやハーブティなども人気です。
ワンポイントアドバイス
言語はブルガリア語。ソフィアや観光地では多少の英語は通じますが、メニューや駅名には英語表記がないところもたくさんあります。
駅やバスターミナルの公衆トイレが基本的に有料。トイレットペーパーは流さず、ゴミ箱に捨てる。紙質があまりよくないので、日本から持って行くことをおすすめします。
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リラの僧院への行き方
現在、日本からブルガリアまでの直行便はないので、ヨーロッパの主要都市を経由してソフィアまで行くのが一般的。所用時間は約13~15時間。
ソフィアからリラの僧院へは現地でバスツアーに参加するか、バスでリラの僧院まで行く方法が一般的。ただし、自分でバスで行った場合には僧院を外からしかみれないのでご注意ください。
車でソフィアからリラの僧院まで約3時間かかります。