【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【30】サウスルアングア国立公園(ザンビア・アフリカ)
サウスルアングア国立公園 ~ザンビア~
知る人ぞ知る辺境サファリ!
ザンビア東部に位置する『サウスルアングア国立公園』(South Luangwa National Park)は、ザンビアきってのサファリスポット。ケニアの「マサイマラ動物保護区」(Masai Mara National Reserve)や、南アフリカの「クルーガー国立公園」(Kruger National Park)などは、サファリ好きな日本人の方には人気のスポットですが、対して『サウスルアングア国立公園』を知っている人はまだそれほど多くないと思われます。ここで、日本人旅行客に会うことはめったにありません。これは、旅行に非日常を求める人にとってはうれしいポイントです。
かといって、滞在先がワイルド過ぎるということもありません。1937年に開設された歴史ある国立公園だけあって、ロッジの施設も充実しています。ナチュラルでありながら高級ロッジも多く、非常に快適なサファリライフを過ごせるのも大きな魅力!
大自然に囲まれた環境のなか、洗練されたサービスを受け、上質なサファリを楽しむ、そんな理想的な旅行ができる場所なのです。動物、鳥、昆虫の多さもザンビア随一!9050平方キロメートルの圏内には、ライオン、ヌー、バッファロー、キリン、シマウマ、ヒョウ、ウォーターバック、クドゥ、プク、インパラ・・・そしてアフリカ大陸で指折りのゾウの群れをかなりの確率で見ることができます。また、この地のライフラインにもなっている、大きなルアングア川には、ワニ、世界最大級ともいわれる無数のカバが生息しています。
ウォーキング・サファリ発祥の地で動物の息づかいを感じる!
今では、アフリカのいろいろな保護区で行われている「ウォーキング・サファリ」ですが、実はここが発祥。せっかくなので、レンジャーさんと一緒に歩いて動物たちを観察してみましょう。同じ大地に立つと、人間も動物の一種であることを実感します。草むらで足跡、フン、食事の跡、寝床、ときには骨などを見つけるとレンジャーさんがその都度、詳しく説明してくれるので、動物の生態にも詳しくなるはず!遠くで聞こえる動物の声を子守唄に就寝すると、翌朝、ほどよい時間にスタッフがドアをノックして起こしてくれます。電話や目覚ましのけたたましい音では味わうことのできない、心地よい目覚めがアナタを待っています。
ワンポイントアドバイス
ベストシーズンは6月~10月。12月~4月の雨季はクローズするロッジもあるので、注意してください。
サファリ中、ロッジのコックが青空のもとつくってくれるランチもおいしいし、夕陽を眺めながらカクテルを楽しむ「サンダウナー」(sundowner)も最高
ぜひお楽しみください!
サウスルアングア国立公園への行き方
リビングストン(Livingstone)からプロペラ機を乗り継いでサウスルアングア国立公園へいくのが、一般的。
リビングストン(Livingstone)→ルサカ(Lusaka)(ザンビアの首都)→ムフエ(Mfue)
すべて定員20名程度の小さな飛行機での移動となります。
ムフエまで通常はロッジのスタッフが出迎えてくれるので、ロッジの車に乗り、サウスルアングア国立公園まで約30分です。