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【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【53】ロサンゼルス生まれ カリフォルニア・ロール(アメリカ・北米)
海苔は表面ではなく内側に巻く! ~アメリカ~
カリフォルニア巻き、もしくは加州巻きとも!
今でこそ「カリフォルニア・ロール」(California roll)と聞けば、アメリカ生まれの巻き寿司の一種だとわかる方も多いと思いますが、まだそれほど認知度がなかった時には「カリフォルニアのスイーツ?ロールケーキ?」と思った人も少なくなかったはず。
はい、もちろん私も最初は何のことは全くわからず、まさかそれが巻き寿司だなんて思いもしませんでした・・・
まず、一般的な「カリフォルニア・ロール」のおさらいをしましょう。
カリフォルニア・ロールとは、カニ風味のかまぼこ、アボカド、マヨネーズ、白ゴマなどを「裏巻き」(外側から酢飯、海苔、具の順になるように巻くこと)にした巻き寿司です。
アメリカでは、生の魚介類を使わないので、本物のカニの脚身が使われることもほとんどないようです。
また、昔は海苔にほとんど馴染みがなかったため、表面に黒い海苔が巻かれている姿は、ちょっとグロテスクに感じる人が多く、抵抗があったようです。
というわけで、生の魚介類や海苔にあまり馴染みのなかったアメリカ人にもそれほど抵抗なく、カリフォルニア・ロールは受け入れられたそうです。
しかし、そこは憧れの「和食」
カリフォルニア・ロールで海苔と酢飯に慣れた後に、だんだん一般的なお寿司に入ってゆく人が多いんだそうです。
こんなグルメが楽しめる、ロサンゼルス (Los Angeles)(アメリカ)をぜひ訪れてみてください。
プチ情報
今回ご紹介した「カリフォルニア・ロール」。お寿司を食べたいけど、見た目がちょっとグロテスクで、あまり生魚介類に馴染みのないアメリカ人が考案したものだと思っている方、多くないですか?
私も、てっきりアメリカ人がアメリカで始めたものだと思っていました。
しか~し
実は、ロサンゼルスの「リトル東京」に開店した「東京會舘」というスシ・バーのオーナー、小高大吉郎さんのアイデアで、寿司職人の真下一郎さんが考案したのが始まりとされています。当初は、タラバガニの脚身とアボカドをマヨネーズであえた巻きずしだったそうです。
海苔を内側に巻く作り方(裏巻き)は、アメリカ人が馴染みのない海苔を気味悪がり、剥して食べている姿を見た同店の職人さんが考案したとされています。
この独特な巻き寿司は、後に「カリフォルニア・ロール」と命名され、アメリカ全土で作られるようになりました。
↓↓↓↓↓ カリフォルニア・ロール発祥の地リトル東京があるロサンゼルス(Los Angels)(アメリカ)↓↓↓↓↓