【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【73】スイスのチーズフォンデュ(スイス・ヨーロッパ)
とろとろチーズフォンデュでポカポカに! ~スイス~
実はとても簡素な料理!
スイスの名物料理である『チーズフォンデュ』(cheese fondue)は
質素な食べ物です。
いかにも堅実なスイス人らしい料理ともいえます。
溶けたチーズに小さく切ったパンを長い柄の串に刺し、
くるくると回しチーズに絡めて食べます。
この最も一般的なチーズフォンデュは、
「フォンデュ・ヌシャテロワーズ」(ヌシャテル風フォンデュ)と
呼ばれています。
このチーズフォンデュで使用されるのは、
エメンタールチーズとグリュイエールチーズの2種類で、
加えるお酒類は白ワインとキルシュだけ、
香りづけにレモン果汁やナツメグは加えますが、
他、野菜等の具はチーズに加えないという、簡素なチーズフォンデュです。
土鍋、あるいは厚手の銅鍋に、
香りづけとして最初からニンニクのかけらをこすりつけて、
食卓でコンロを使って調理しながら、日本の鍋料理のように
大勢で囲んでワイワイおしゃべりしながら食べます。
しか~し!
スイスでは、串に刺したパンを鍋の中のチーズに落とすと
罰ゲームが課せられるそう。
ところによっては、女性は食卓を囲んでいる人たちみんなにキスを、
男性は白ワインを一杯ずつ奢らなければならないのだとか・・・
スイス人が考案した素晴らしいチーズ料理!
もう1つ、スイスのチーズ料理として有名なのが
『ラクレット』(raclette)。
グリュイエールやエメンタールというチーズを
暖炉の火にかざし、溶けてきたところをヘラのようなもので削り、
茹でたジャガイモの上に落としていきます。
「ラクレット」とは、フランス語で「削るもの」「引っかくもの」を
意味するところから、この名前がつきました。
とろとろと流れ落ちていくチーズを眺めていると、
暖炉の暖かさもあって、だんだん体が温まってきます。
茹でたジャガイモと熱々のチーズを「フウフウ」吹きながら口にし、
スイスの白ワインを飲みながら、
つい何回もお代わりのお皿をだしてしまいます・・・
レストランでは、お皿の底に数字があって、
何回お代わりしたかがわかるようになっているそうです。
人気のテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」の中でも、
暖炉にかざしてチーズを溶かして食べる食事の場面で、
メニューとして登場してるんですよ!
こんなチーズフォンデュやラクレットが楽しめる、
スイス(Swiss)(ヨーロッパ)をぜひ訪れてみてください。
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プチ情報
記事の中で紹介した、「チーズフォンデュ」や「ラクレット」以外で
スイスの名物料理といわれているものについて、ご説明しましょう。