【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【33】タイの美容食ソムタム(タイ・アジア)
とびきり辛いがクセになるタイのソムタム ~タイ~
タイ東北部の郷土料理!
『ソムタム』(som tam)とは、ラオスやタイで食べられる青いパパイヤを使ったサラダのこと。もともとラオスとイーサーンの料理である「タムマークフン」が変化を遂げながら南下し、タイ全域で広く食べられるようになりました。現在では、代表的なタイ料理のひとつとなっています。
ちなみに『ソム』はタイ東北部(イサーン)の方言で「すっぱい」という意味で、『タム』は「叩く」という意味です。
東南アジアではバナナの花や、レンコンの花などもサラダにして食べます。咲く前のつぼみを食べるのです。同じように『ソムタム』も熟す前の青いパパイヤをサラダにします。
私たちが通常食べるパパイヤは、熟した甘みが強いものです。だから、「フルーツサラダ」ということになると思いがちですが、ソムタムは熟す前の青いパパイヤ。青いパパイやは硬く、甘みも何もないのです
タイの田舎なら家の庭先に1本や2本のパパイヤの木があり、甘く熟す前はまるで野菜のように炒めたりして食べます。そんな青いパパイヤを使った料理の1つに、このソムタムがあるのです。
ソムタムはタイ東北部の郷土料理で、とびきり辛いサラダです。
かつては、タイ東北部でしか食べられていませんでしたが、今ではバンコク(Bangkok)でも食べられるようになりました。というのは、タイ東北部から出稼ぎに出てきた女性たちが天秤棒を担いで、路上で調理してくれるようになったからです。
そして、出稼ぎに来て、そのままバンコクに住み着き、生活の糧として、屋台やレストランを出すようになった人も少なくなく、一般の人も食べるようになったと言われています。
普通は、「カオニャオ」といわれるもち米を蒸したものとセットで提供されます。この「カオニャオ」、普通は手で食べるものなんだとか。
ソムタムにはいくつか種類があるので、代表的なものをいくつかご紹介しましょう♪
☆ソムタムタイ☆
干し海老やピーナッツ入り。外国人やイサーン以外の人の好きなソムタム。甘酸っぱい味が特徴。
☆ソムタムプー☆
沢蟹入りのソムタム。ソムタムタイの沢蟹入りに入っている干し海老や、ピーナッツは入っていません。
☆ソムタムプーパラー☆
塩漬けの発酵した魚&沢蟹入り。かなりのクセがあります。沢蟹入りには寄生虫などがいる場合があるので、十分ご注意ください
お腹が弱い人にはオススメできません。
こんなグルメが楽しめる、タイ(アジア)をぜひ訪れてみてください。
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プチ情報
≪ソムタムの作り方≫
1. 細く切った青いパパイヤ、インゲンを専用の鉢に入れる。
2. 唐辛子、ニンニク、ライム、ナンプラー、砂糖を適量加え、棒で叩く。
3. 好みで、ピーナッツ、トマト、干しエビを加え、さらに叩いて完成!
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