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- 【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【45】ヨーロッパの国々でデザート三昧 - スイス・フランス・ベルギー・ポルトガル編(ヨーロッパ)
【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【45】ヨーロッパの国々でデザート三昧 - スイス・フランス・ベルギー・ポルトガル編(ヨーロッパ)
スイス・フランス・ベルギー・ポルトガルのスイーツ ~ヨーロッパ~
まだまだあります、各国オリジナルのデザート!
前回のイタリア・オーストリア編に続き、ヨーロッパのデザート紹介、第2弾です。
今回は「スイス」「フランス」「ベルギー」「ポルトガル」のスイーツをご紹介しましょう。
さあ、甘~い旅への出発です♪
【スイスのスイーツ】
◆ メレンゲ Meringues
卵白と砂糖を泡立てて焼いたおなじみのお菓子。実は、スイス発祥といわれています。17世紀頃、マイリンゲン(Meiringen)でイタリア人の菓子職人ガスパリーニがこのお菓子を初めてつくったという説が有力。メレンゲは、今でも1日平均1500個もつくられているマイリンゲンの名物です。
◆ バーゼラーレッカリー Basler Lackerli
スイスのバーゼル(Basel)地方の伝統菓子。蜂蜜、シナモンやナツメグなどの各種スパイス、ナッツ、ピール類を入れて焼いた独特の固いクッキーです。砂糖でコーティングされていて、普通は厚さ1センチくらいにカットされています。
◆ トルタ・ディ・パーネ Torta di Pane
イタリアとの国境に接するスイス南部、ティチーノ地方(Canton Ticino)の伝統菓子。温めた牛乳に細かくしたパンをひたし、柔らかくなったものにフルーツピールやレーズン、砂糖、卵を入れて混ぜ、型に入れたら松の実を上にのせて焼くのが基本です。昔ながらの家庭料理なので、各家で「我が家の味」があるといわれています。
【フランスのスイーツ】
◆ シュー Choux
フランス語の「シュー」(choux)とは日本語で「キャベツ」の意味。形がキャベツに似ていることから、こう呼ばれるようになったといわれています。日本のシュークリームは、皮が薄いものが多いのですが、フランスのシューはしっかり焼き込み「生地のおいしさを味わう」もの。そのシュー生地をつかったお菓子はたくさんあります。
◆ パリ・ブレスト Paris-Brest
日本では、英語とフランス語の合成語である「リングシュー」と呼ばれることも。車輪の形に似せたリング形のシューに、プラリネクリームをはさんだのが始まりといわれています。
◆ サントノーレ Saint-honore
フランスでは、特別な場で出されるお菓子として親しまれています。カラメルを塗った小さなシュークリームでパイ生地のふちを飾り、パイ生地の中央にクレーム・シブースト(creme chiboust)、またはクレーム・シャンティイ(creme chantilly)を絞り出したもの。
◆ ラング・ド・シャ Langue de chat
日本でもよく知られているクッキーで、フランス語で「猫の舌」の意味。軽く、口の中で溶けるような食感が特徴で、北海道の人気銘菓「白い恋人」は、ラング・ド・シャでチョコレートやホワイトチョコレートをはさんだものです。
◆ マカロン Macaron
そして、日本でも大ブーム!これを忘れてはいけないフランスのスイーツ『マカロン』は、卵白と砂糖とアーモンドを使ってオーブンで焼きあげたものです。色とりどりの小さなひとつぶに「おいしい」がぎっしり詰め込まれています。
【ベルギーのスイーツ】
◆ チョコレート Chocolate
ベルギーは「チョコの国」といわれるほど、チョコレートのおいしい国!
カカオの香りとコクがあり、日本にも多くの有名ブランドが進出しています。もちろん、チョコレートを巧みに使ったケーキもたくさんあります。
◆ ワッフル Waffle
チョコレートと並んでベルギーを代表するお菓子『ワッフル』(waffle)。首都ブリュッセル(Brussels)やリエージュ(Liege)のものが有名で、「ベルギーワッフル」とも呼ばれます。
【ポルトガルのスイーツ】
◆ パン・デ・ロー Pao-de-lo
ポルトガルの伝統的なお菓子。実は、これ日本で多くの人から愛されている焼き菓子「カステラ」なのです。そう、「カステラ」はポルトガルから伝わったお菓子なんです。
◆ ボーロ・レイ Bolo Rei
ポルトガルのクリスマスを代表するお菓子で、「王様のケーキ」という意味のカラフルなケーキ。ドライフルーツやナッツ、シロップ漬けのフルーツが入っていて、ケーキというよりパンの食感に近いものです。
◆ ケイジャーダ Queijada
リスボン近郊の街、シントラ(Sintra)の銘菓ケイジャーダは、「ポルトガル版チーズタルト」。ケイジャーダはポルトガル各地で食べられますが、シントラのケイジャーダは格別といわれています。 外側の生地は全く甘くなく、餃子の皮のようにパリパリ。一方、中央はモチモチしたパウンドケーキのようで、シナモンの香りがとても強く、チーズの味はほとんどしません。私たちが想像する「チーズタルト」とは全く異なるものです。
いかがでしたか?
国により、こんなに特徴のあるデザートがあり、また隣国では決して真似をしないなんて、ヨーロッパは本当に広い大陸なんだと思いますよね。
こんなグルメが楽しめる、スイスやフランス、ベルギー、ポルトガル(ヨーロッパ)(ヨーロッパ)をぜひ訪れてみてください。
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▷ベルギーのお土産と言えばチョコレート 王室御用達に日本未上陸などおすすめのお店10選
プチ情報
ポルトガルのお菓子「パン・デ・ロー」は、ポルトガルから日本に伝わり、「カステラ」となったとご紹介しましたが、他にもポルトガルから日本に伝わったものは他にも多くあります。
それらの中で、食に関するものをいくつかご紹介しましょう。
パン
日本語の「パン」の直接的な語源は、ポルトガル語の「pao」(パン)です。
金平糖(コンペイトウ)
カラフルな色をした小さな砂糖菓子、金平糖(コンペイトウ)はポルトガル語の「confeito」(コンフェイト)からきています。
カボチャ(南瓜)
諸説ありますが、通説として「カンボジア」を意味する「Camboja」(カンボジャ)が言葉の由来だといわれています。
てんぷら
てんぷらの語源は、ポルトガル語で「調理」を意味する「tempero」(テンペロ)からとする説と、スペイン語で「天上の日」(鳥獣肉が禁止され、魚肉を揚げたものを食べる日)を意味する「templo」(テンプロ)だとする説があります。
↓↓↓↓↓ 多くのものが日本へ伝わったポルトガル(Portugal)↓↓↓↓↓