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- 【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【14】メキシコのトルティーヤ(メキシコ・中南米)
【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【14】メキシコのトルティーヤ(メキシコ・中南米)
絶品!焼きたてのトルティーヤ(Tortilla) ~メキシコ~
街角で食べるのもGood!
メキシコの街「オアハカ」(Oaxaca)の市場近くでは、朝早くから長いカウンターが並び、すでにひと仕事終えた男性たちが食事をする光景を見かけます。
「トルティーヤ食べる?」と聞かれて、「もちろん!」とこたえると、おかみさんはフラメンコでも踊るように両腕を高々と上げ、手をパンパンと叩きます。そうすると、熱が外に出ないように、布で何重にも包んだ丸いカゴを頭の上にのせた女性が現れるのです。
トルティーヤ(Tortilla)とは、トウモロコシの粉で焼いた薄いクレープのようなもので、メキシコやアメリカ南西部、中央アメリカな伝統的な料理です。
お皿の上にトルティーヤを置くと、女性たちはそのままどこかへ行ってしまいます。そこへ、また隣のお店でも、パンパンと手を叩く音が。すると、またどこからともなく、でも今度は別の女性が同じようなカゴを持って現れ、トルティーヤを取り出すのです。
どのお店でもトルティーヤは作っていません。食べたいと思えば、お客さんの中でも慣れた人は、パンパン!と自分で手を叩くのです。
トルティーヤはメキシコ料理には欠かせない名物料理です。
トウモロコシの粉を小さく丸め、ちょうつがいでつながった2枚の板の間に挟み、取っ手のところを握って板を閉じて薄いクレープ状にし、それを焼くだけのシンプルな料理です。どの料理でもそうですが、トルティーヤも焼きたてはおいしい!
焼いた羊肉、牛肉などを細かく刻み、アボカド、野菜、ハラペーニョなどの猛烈に辛いサルサを振りかけて食べると、いくつでも食べられちゃいます。
こんなグルメが楽しめる、メキシコをぜひ訪れてみてください。
プチ情報
本来はトウモロコシから生地を作るのですが、最近では小麦粉から作られることもあるようです。
トルティーヤにかけるソースとして紹介した「サルサ」(salsa)とは、ラテンアメリカやスペインで料理に使われる液状調味料の総称として用いられます。「サルサ・ロハ」(赤いサルサ)や「サルサ・ヴェルデ」(緑のサルサ)、「サルサ・クルダ」(生のサルサ)など、多くの種類があります。
ちなみに「ハラペーニョ」(chile Jalapeno)とは、メキシコを代表する青唐辛子で、緑色のタバスコはハラペーニョから作られています。
↓↓↓↓↓特色の強い食文化で知られるオアハカ(Oaxaca)↓↓↓↓↓