【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】92.ブリュッセルのグランプラス(ベルギー)
『グランプラス』は、ベルギーの首都ブリュッセルの中心に位置する、「世界で最も美しい」と言われている広場で、文豪ヴィクトル・ユゴーが賞賛したことでも有名です。
市庁舎、ギルドハウス、王の家、ブラバン公の館といった 歴史的建物に囲まれていて、ブリュッセルを訪れる人なら必ず立ち寄る観光名所で、いつも多くの人で賑わっています。
1455年に建てられた市庁舎の塔は、大同盟戦争中には砲撃の的になったのですが、石でできた壁は放火による火災に耐え、現在の形を残しています。
市庁舎に相次いで建てられた周りの建物のうち、その7割がギルドハウスと呼ばれる職人や商人の同業組合の集会所として使われていて、どれも華麗な装飾で飾られています。
昼の光景ももちろん素敵なのですが、夜にライトアップされた光景は中世にタイプスリップしたような錯覚に陥ります。
高さ96メートルの尖塔がそびえる市庁舎の長い階段を登ると、塔上から眼下に広場が一望できます。
グランプラスではほぼ毎日花市が開かれていて、市民の憩いの場にもなっています。周辺には老舗のカフェやレストラン、ショップが数多く建ち並び、土日でも開いている店も多いので、チョコレートやレースなどお土産のショッピングにもオススメです。
Grand-Place ベルギー