【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【5】インドのタンドリーチキン(インド・アジア)
灼熱の窯で焼き上げる黄金のタンドリーチキン ~インド~
熱をも凌駕するタンドール職人たち!
タンドリーチキンやナンを焼く窯のことを「タンドール」(Tandoor)と言います。
あ~、「タンドール」で焼くチキンだから「タンドリーチキン」なんだ!と今さらながら納得しました
「アリババと40人の盗賊」に出てくるような甕(かめ)を埋めたものや、地中に掘った穴の側面を土やセメントで固めたものなど、タンドールにもいろいろと種類があるようです。いずれにしても、中の炭は赤々と燃えています。熱風も吹き上げているし、近くはいったい何度なんでしょうか
でも、作業をする男性たちは熱さをものともせず、タンドールの上にかぶさるようにして作業を黙々と続けています。1メートルもあろうかという長い鉄串に、鶏を数羽ずつ刺して次々と焼いていく店も。人気店ともなれば、1日に200本は焼くんだとか。
羊や鶏の肉にナイフでパッパと切り口をつけ、ヨーグルトに香辛料を混ぜた液体マサラのなかに数時間つけておきます。それを鉄串に突き刺して、タンドールで焼くのです。
ちなみに、タンドリーチキンに使われるスパイスは、コリアンダー、クミン、ターメリックなどです。
となりの窯では、丸く伸ばされたナンの生地を焼いていることが多いです。窯の側面に生地をペタペタと押し付けておくと、ごく短い時間で焼きあがります。それを先端が鉤形になった鉄の棒で取り出すのです。
タンドールから鉄串を引き上げると、全身に黄金の光を浴びたように、こんがりと焼きあがったタンドリームルグ(ムルグ:Murgh 鶏肉を意味します)が姿をあらわします。
本場インドでは、ムルグを手でちぎっては、ナンと一緒にどうぞ。
プチ情報
インド料理で必ずといっていいほど注文される、「ナン」(nan)と「ロティ」(roti)ですが、違いってわかりますか?
私も知らなかったので、調べてみました
「ナン」は、一般的に食べられているパンの一種で、強力粉にイースト菌を加え、発酵させてから、「タンドール」と呼ばれる窯で焼くものです。
一般的な「ナン」は、二等辺三角形のような形をしていて、焼き上がりの関係で、ところどころポコポコと膨れ上がっているものが多いです。
ふっくらとして厚みがあり、モチモチとした食感が特徴です。
一方、「ロティ」とは一般的に食べられている全粒粉を使用した無発酵のパンの一種です。
全粒粉を使用し、発酵させずにフライパンなどで焼きます。
好みによって作り方は違いますが、モチモチの「ナン」に比べると、「ロティ」は薄く、カリッとした食感のものが一般的です。
カロリーはロティの方が断然低く、ヘルシーといえるかもしれません。
そして、もう一つ難題が・・・
この写真を見て、「え?これ、チャパティじゃないの?」と思われた方もいると思います。
そうなんです、インド料理にはよく似た食べ物「チャパティ」があります。いろいろと調べてみましたが、ロティとチャパティの違いはほとんどわかりませんでした
チャパティも全粒粉を使い、塩と水を加えてこねた後、少しねかせますが発酵はさせません。う~ん、これってロティと同じ???
チャパティの写真をみても、これってロティの焦げたもの?って感じです。
いずれにしても、いろいろ食べてみて、自分のお気に入りを見つけるのが一番のオススメです
↓↓↓↓↓インドで最も人気のある観光名所のひとつタージマハル↓↓↓↓↓