【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】64.キリストが生まれた馬小屋跡 ベツレヘム(パレスチナ・中近東)【動画あり】
イエスの生誕地・ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路(Church of the Nativity and the Pilgrimage Route) ~パレスチナ自治区~
キリストが生まれた馬小屋跡!
イエスの生誕地は、エルサレムの南約10キロメートルのところにある「ベツレヘム」(Bethlehem)。キリストは紀元前4~6年頃、ヘブライ語で「パンの家」を意味するベツレヘムの馬小屋として利用されていた洞窟で生まれたとされています。
この辺りには、古代から伝わる聖地が数多く存在しています。
「岩のドーム」(エルサレムにある神や天使が降臨した岩)、「嘆きの壁」(ソロモン王が築いた伝説のユダヤ神殿跡)、「ゲッセマネ」(イエスが最後の晩餐のあと、祈りを捧げた庭園)、「聖墳墓教会」(イエスが処刑された丘)などなど・・・
パレスチナ初の世界遺産!
ベツレヘムにある聖誕教会(降誕教会とも呼ばれています)は、年間約2万人の巡礼者や観光客が訪れる場所で、2011年10月にユネスコへの加盟が承認されたパレスチナ自治政府が世界遺産に申請しました。
「ベツレヘム」はパレスチナとイスラエルが領有権を巡って争っている土地で、パレスチナが世界遺産に申請したとき、イスラエルとアメリカから反対があったそうですが、どちらも却下され、パレスチナ初の世界遺産に登録されました。しかし、イスラエルとの抗争によって教会の維持や補修が進まない状況から、同時に危機遺産リストにも登録されています。
イエスが生まれた馬小屋の上にバシリカが建てられましたが、破壊されたため、1500年ほど前にユスティニアヌス1世が再建。要塞のような外観の聖誕教会(降誕教会)が建てられました。
聖誕教会の入り口はとても小さく、謙虚な印象を受けます。中に入ると、太い大理石の柱が2列に並び、天井から金属製ランプが無数に下がる聖堂に。床には、ローマ時代からのモザイクが残ります。
教会の入り口の付近に2000年前には、馬小屋として使われた洞窟があり、ここでイエスは誕生したと言われています。現在は、教会の祭壇があり、その下に記されたベツレヘムの星がイエスの生誕地であることを示しています。
ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「ベツレヘムの聖誕教会(パレスチナ自治区)」を訪れてみてください。
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知らなきゃソン!旅のヒント
エルサレム(イスラエル)からベツレヘムへは、バスで行くことができます。
ダマスカス門の前にあるバスターミナルから、ベツレヘム行きのバスは231か234番になります。まず、「分離壁」を見たい!という場合は234番、分離壁より「生誕教会」を見たい!という場合は231番がオススメです。
料金は片道約200円ほどで、所要時間は40分くらいです。
ベツレヘムはパレスチナ地区にあるため、エルサレムへ戻るときはチェックが厳しいのでご注意ください。
ベツレヘムを訪れるときには、パスポートと入国カードを忘れずにお持ちくださいね。
現在、外務省より危険情報が発令されているので、ご注意ください。
詳しくはコチラ >>
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