【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】37.インド世界遺産中の世界遺産 エローラ(インド・アジア)【動画あり】
エローラ石窟群(Ellora Caves) ~インド~
古代三大宗教が同時に存在する世界唯一の場所!
『エローラ石窟群』(Ellora Caves)は、延々2.5キロメートルも続く大小34の石窟寺院です。
1~12窟は3~8世紀造営の仏教寺院で、エローラ最古のもの。天井が馬蹄型に彫られた10窟は、射し込む光が仏塔(ストゥーパ)を照らし、荘厳です。
13~29窟は、7~9世紀のヒンドゥ寺院。
高さ35メートル、幅46メートル、奥行き80メートルというインド最大の石造り寺院が16窟の「カイラーサナータ寺院」(Kailasanatha Temple)。1つの岩山をノミと槌(つち)だけで真上と横から立体的に掘り進めたものです。すべての建物、精巧な彫像が1つにつながっているのは、まったく継ぎ目がないことからわかります。完成までに100年以上もかかった、エローラのハイライトです。
30~34窟は「ジャイナ教寺院」。中でも32窟の彫刻群は柔らかなカーブが美しい。
33窟は彫刻の繊細さでは、ジャイナ教寺院の右に出るものはないことを感じさせます。
ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「エローラ石窟群(インド)」を訪れてみてください。
知らなきゃソン!旅のヒント
エローラ石窟群は、古代三大宗教「仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教」の石窟寺院が同時に存在する、世界で唯一の場所です。
マハーラーシュトラ州(Maharashtra)のオーランガバード(Aurangabad)から30キロメートル、車で約1時間の場所にあり、5世紀から10世紀にかけて500年にわたり、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の寺院や僧院がつくられました。
石窟寺院は古い順に並んでいて、仏教石窟寺院が一番古く、ジャイナ教の石窟寺院が一番新しくつくられたものです。
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