【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】51.屋根のない博物館 エヴォラ(ポルトガル・ヨーロッパ)【動画あり】
エヴォラ歴史地区(Historic Centre of Evora) ~ポルトガル~
街全体が世界遺産!
『エヴォラ』(Evora)は、スペインとの国境近く、グルメで有名なポルトガル南東部の「アレンテージョ」(Alentejo)地方の中心地。標高300メートルの丘の上にあり、6キロメートルの城壁で囲まれた街で、ローマ帝国時代からアレンテージョ地方の中心地として栄えました。1584年には「伊東マンショ」や「千々石(ちぢわ)ミゲル」らの天正遣欧使節が立ち寄った街でもあります。
旧市街には、ロマネスクからゴシック、マヌエル、ルネサンス、バロックなどと様々な建物が混在し、街ごと建築博物館のようです。
2世紀末に建造された「ディアナ神殿」(Templo de Diana)は14本の円柱が残り、天正遣欧少年使節も訪れた「エヴォラ大聖堂」(Cathedral of Evora)は堅固な造り。その姿は要塞を思わせます。
15世紀建造の「ロイオス修道院」は、ポサーダ(国営ホテル)に改修されています。
泊まらなくても、ランチやお茶にぜひ訪れてください。
ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「エヴォラ歴史地区(ポルトガル)」を訪れてみてください。
天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)とは??
1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団で、1590年(天正18年)に帰国。
使節団によってヨーロッパの人々に日本の存在が知られる様になり、彼らの持ち帰った「グーテンベルク印刷機」によって日本語書物の活版印刷が初めて行われました。そのため、この印刷方法で印刷されたものを「キリシタン版」と呼びます。
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▷【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】90.リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔(ポルトガル)
知らなきゃソン!旅のヒント
「ポサーダ」とはポルトガルの国営ホテル。古城や修道院を改装したもので、国内に40カ所以上あり、とても人気の高い宿泊施設です。
ここでは、「ロイオス修道院」を改修したポサーダ「ポサーダ・デ・エヴォラ・ロイオス」(Pousada de Evora Loios)をご紹介しましょう。
もともとが修道院の建物で、僧房を客室に改修したので、部屋の広さと内装はまちまちですが、ほとんどの部屋はかなり狭く、スーツケースを広げるとそれだけで部屋がいっぱいになってしまうこともしばしば
しか~し
部屋から見るライトアップされたディアナ神殿は、ここに泊まった人だけしか味わえない格別なものです。
エヴォラで泊まる機会があれば、ぜひこのポサーダで感動を味わってください。
ポサーダ・デ・エヴォラ・ロイオス (Pousada de Evora Loios)
住所:Largo Conde Vila Flor, 7000-804 Evora Portugal
公式ホームページ(英語):Pousada de Evora Loios
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