【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】92.フォンテーヌブロー宮殿(フランス・ヨーロッパ)【動画あり】
フォンテーヌブロー宮殿と庭園(Palace and Park of Fontainebleau) ~フランス~
ナポレオンも愛した宮殿
『フォンテーヌブロー宮殿』は、パリの東南57キロメートルの
「フォンテーヌブローの森」の中にある、ルネサンス様式の宮殿。
金色に輝くナポレオン鉄柵から中に入ると馬蹄形階段が姿をあらわします。
その前面が「別れの中庭」で、退位しエルバ島に送られるナポレオンが
近衛兵に別れを告げた場所です。
『フォンテーヌブロー宮殿』はフランスで最も大きな宮殿で、
12世紀頃に城館が建てられたのが始まり。
その後、数世紀にわたって宮殿には歴代の国王たちの居城となり、
それぞれが自分の好みに応じて、増改築を繰り返してきました。
そのため、始まりはフランス国内最大のルネッサンス様式の宮殿ですが、
様々な時代の建築様式が混合する今日の形となりました。
この宮殿は、『フォンテーヌブロー城』(Château de Fontainebleau)とも呼ばれます。
『フォンテーヌブロー宮殿と庭園』がある「フォンテーヌブローの森」は、
パリから車でで1時間ほどで行けちゃいます。
もともと王の狩猟場として利用されていた広大な森で、その森にあった質素な館を
16世紀にフランソワ1世が基本的な建築構図をうちたて、宮殿をつくりました。
『フォンテーヌブロー宮殿』は、ナポレオンが好んで滞在した宮殿としても
知られていて、ナポレオンはその宮殿の豪華な装飾を
「これこそまさに王の宮殿なり」と称賛しました。