平遥古城（Ancient City of Ping Yao） ～中国～

中国国内で最も完全に保存されている古城！

『平遥古城』（へいようこじょう）（Ancient City of Ping Yao）は、山西省の省都・大源（たいげん）の南西90キロメートルにある城壁都市です。

明代の1370年にレンガで造られた城壁（高さ10メートル、幅3～5メートル、全長6.4キロメートル）がほぼ完全な形で残っています。

もともと無名の小さな街でしたが、中国国内で最も完全に保存されている古城として、世界文化遺産の一つとなってからは、古建築を改装した趣のあるホテルやレストランなども登場し、世界中の旅人を魅了しています。

6つの門と無数の見張り塔が建ち、城壁上も歩けます。
「平遥古城」の周辺には、古い歴史をもつ「双林寺」や「鎮国寺」といった由緒ある寺の他、チャン・イーモウ監督の映画『紅夢』のロケ地となった「喬家大院」をはじめとする山西商人の大邸宅も点在しています。

ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「平遥古城（中国）」を訪れてみてください。

知らなきゃソン！旅のヒント
「平遥古城」を訪れたら、ぜひ「北側の拱極門」から城壁の上に上がってみてください。城壁が、街をぐるっと取り囲んでいるのがよくわかります。
城内には、まるで時代劇映画のセットのような歴史情緒たっぷりの街並みが広がっています。瓦屋根の古建築が軒を連ねていて、近代的な建物などどこにも見あたりません。

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