白神山地（Shirakami-Sanchi） ～日本～

手つかずの自然を体感！

『白神山地』（しらかみさんち）は、本州最西北端、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万ヘクタールに及ぶ広大な山地帯の総称です。

13万ヘクタールってどれくらい？と思われた方も多いですよね。
実は、白神の森全体の広さは、何と沖縄本島よりも面積があります。なので、現地でのアクセスには不便な部分がありますが、その分、手つかずの自然を体感できる世界遺産の森となっています。「見た目に美しい森がある」というよりも、「守られるべき貴重な森がある」というのが白神山地の森なのです。

ここには、人為の影響をほとんど受けていない世界最大級のブナの原生林が分布し、原生林には、ニホンカモシカやクマゲラなど多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれています。時にはクマを見かけることも。

ブナ林は、すぐれた保水能力があり、「緑のダム」とも呼ばれ、動植物だけでなく人間もその恩恵にあずかってきたのです。

津軽峠の樹齢400年のブナの大木マザーツリーや暗門の滝探勝コースがハイライトとなっています。

ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「白神山地（日本）」を訪れてみてください。

知らなきゃソン！旅のヒント
白神山地のブナ林は、白神山地を分断する青秋林道の建設工事の着工（1982年8月）により、一時は開発の危機にさらされました。しかし、秋田、青森両県の自然保護団体をはじめ、全国の自然保護団体の運動で林道の建設を断念させたそうです。
白神山地でも、開発優先の流れに抗して保護、保存の方向に流れをかえてきた壮絶な運動があったんですね。

[youtube-adds id=”https://www.youtube.com/watch?v=nwirt0lXRHc” style=”co-yellow” margin=”0%” url=”https://travelzaurus.com/” title=”トラベルザウルスドットコム” desc=”旅行の面白情報が満載♪興味があれば今すぐチェック！” img=”https://travelzaurus.com/wp-content/uploads/2016/11/ピンクザウルス2-1.png” adtype=”5″ colorbg=”#024282″ colortext=”#ffffff” time=”5″]